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ラムセス2世【ラムセスにせい】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

ラムセス2世
ラムセスにせい
Ramses II; Ramesses II
古代エジプト第 19王朝3代目の王 (在位前 1304~前 1237) 。ラメッセス2世とも呼ばれる。セティ1世の子。エジプト史上第2の治世期間を記録し,ラムセス王朝の黄金時代を築いた。若くして父王と共同統治,ナイルデルタの祖先の地に美しい王の町をつくり,治世4年目にヒッタイトに奪われた失地回復のため,まず南シリアを制圧。翌年 (前 1299) 主力をカデシュ攻略に向けたが,敵情を誤認し,味方の別動隊に救出された。その記録はカルナック神殿,その他に残されているが,戦況の詳細がこの戦いのように後世に知られた例はエジプト史でも珍しい。攻略の失敗は諸国の反乱を誘発したが,ラムセスはよくそれらを制し,治世 10年目頃ついに失地を奪還。その後 16年間ヒッタイトとの紛争が続いたが,和議が成立。前 1270年ヒッタイトの王女を妻とした。一方,エドン,モアブ,ネゲブに対しては制裁攻撃を加え,執拗にデルタに侵入するリビア人に対する攻撃に力を注いだ。またカルナック神殿,アブ・シンベル神殿,ラメッセウムをはじめエジプト各地に多くの神殿,オベリスク,宮殿,巨などを増築,建立し,その権勢と国力のほどを示した。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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朝日新聞掲載「キーワード」

ラムセス2世
生没年不詳。紀元前1290年ごろから同1224年ごろまで在位したとされる古代エジプト第19王朝のファラオ(王)で、アブシンベル神殿などを建設した。カイロ中心部の像は約3200年前のものとされ、高さ11メートル、重さ83トン。19世紀にピラミッド付近ので発見され、1954年、カイロの駅前広場に設置された。広場は現在、「ラムセス広場」と呼ばれている。
(2006-08-24 朝日新聞 夕刊 2総合)

出典:朝日新聞掲載「キーワード」

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