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ランゲ【らんげ】

日本大百科全書(ニッポニカ)

ランゲ(Konrad Lange)
らんげ
Konrad Lange
(1855―1921)
ドイツの美学者。美は錯覚によって生じるとする幻想美学を主張した。ゲッティンゲンに生まれ、ゲッティンゲン、ケーニヒスベルク、チュービンゲン各大学教授を歴任。当時の経験主義的実証主義の影響のもとで、従来の形而上(けいじじょう)学的美学に反対し、心理学的方法による考察を行ったが、感情移入説や連合理論にはくみしなかった。美的快は「意識的自己欺瞞(ぎまん)」、すなわち現実と仮象の間を意識が揺れ動くところに成立するとした。主著に『意識的自己欺瞞』Die bewute Selbsttuschung(1895)、『芸術の本質』Das Wesen der Kunst(1901)などがあり、また『現在と将来の映画』Das Kino in Gegenwart und Zukunft(1920)は初期の映画論の一つである。[川上明孝]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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