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リサジューの図形【リサジューのずけい】

大辞林 第三版

リサジューのずけい【リサジューの図形】
互いに垂直方向に振動する単振動を合成したとき、その軌道の描く図形。二つの振動数の比が有理数ならば一定の時間がたつと元の状態に戻る閉じた図形となる。

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)

リサジューの図形
りさじゅーのずけい
互いに垂直な方向に振動する二つの単振動を合成したときに得られる運動の軌跡。1855年にリサジューがこの運動軌跡を実験的に示す装置を考えたので、この名がつけられた。リサジューの図形は、互いに垂直な二つの単振動の振動数、振幅、位相差などによって複雑な曲線を示す。二つの振動数が等しい場合には、位相差がゼロまたはπの整数倍のときに直線となり、π/2の奇数倍のときに円となり、その他の場合には楕円(だえん)となる(図A)。二つの振動数が異なる場合には、振動数の比と位相差に従って複雑な曲線となる。
 リサジューの図形を描かせる実験としては、電気的な方法と力学的な方法がある。電気的な方法としてはオシロスコープの水平軸と垂直軸にそれぞれ正弦波発振器の出力をつなげばよい。この場合、一方に周波数のわかった正弦波を加え、他方に未知の周波数を加えるとリサジューの図形から未知の周波数を求めることができる。力学的な方法の一例としては、上部と下部の振動が互いに垂直になるように結んだ糸の先に砂を入れた漏斗(ろうと)をつるした装置がある(図B)。これはリサジューが用いた装置で、漏斗の細孔から流れ出る砂が下の平面上にリサジューの図形を描く。[石川光男]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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