@niftyトップ

辞書、事典、用語解説などを検索できる無料サービスです。

リノール酸【リノールさん】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

リノール酸
リノールさん
linoleic acid
2個の不飽和結合をもつ不可欠脂肪酸。次の化学式をもつ。

CH3(CH2)3(CH2CH=CH)2(CH2)7COOH

油脂中に多く含まれる無色液体。融点-12℃,沸点 230℃ (16mmHg) 。水に不溶,エーテルアルコール可溶軟石鹸原料として用いられる。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉

リノール‐さん【リノール酸】
linoleic acid不飽和脂肪酸の一。必須脂肪酸の一。亜麻仁(あまに)綿実油大豆油・とうもろこし油・ひまわり油・胡麻油など植物油グリセリンエステルとして存在。血中コレステロール値を下げる働きがある。分子式C18H32O2

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

栄養・生化学辞典

リノール酸
 C18H32O2 (mw280.45).

 9,12-オクタデカジエン酸.必須脂肪酸の一つ.一般に植物油にトリアシルグリセロールの形で多く含まれている多価不飽和脂肪酸

出典:朝倉書店
Copyright (C) 2009 Asakura Publishing Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

毛髪用語集

リノール酸
不飽和脂肪酸の1つでコレステロールを下げる効果がある成分血管を拡げる作用もあるため、血流がスムーズになり、より毛根栄養分が行き渡る。大豆油やコーン油、ひまわり油など植物性の油に多く含まれている。

出典:抜け毛・薄毛対策サイト「ふさふさネット」
copyright(C) 抜け毛・薄毛対策サイト「ふさふさネット」 All Rights Reserved.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

漢方薬・生薬・栄養成分がわかる事典

リノールさん【リノール酸】
不飽和脂肪酸の一種で、多価不飽和脂肪酸。体内で生成できない必須脂肪酸。植物油に多く含まれる。血中コレステロール値や中性脂肪値を下げる作用があるため、動脈硬化や心筋梗塞などの生活習慣病予防に役立つほか、血圧低下作用、コレステロール系胆石症の予防などの作用があるとされる。また、酸化されやすい性質をもち、酸化すると体内で発がんの可能性がある過酸化脂肪酸を生じる。

出典:講談社
(C)Kodansha 2011.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典 第2版

リノールさん【リノール酸 linoleic acid】
化学式CH3-(CH2)4-CH=CHCH2CH=CH(CH2)7COOH。シス‐9,シス‐12‐オクタデカジエン酸で,二重結合が二つある不飽和脂肪酸。オレイン酸とともに植物油全般,また動物体中でも肝臓の油,リン脂質などの脂肪酸としてグリセリドの形で存在する。純度を高めるには,サフラワー油などリノール酸高含有の油脂の脂肪酸の,アセトンなど有機溶剤中からの分別結晶法,分留の方法などによる。融点-5.2~-5.0℃,沸点202℃(1.4mmHg),比重d418=0.9038,屈折率nD20=1.4696。

出典:株式会社平凡社
Copyright (c) Heibonsha Limited, Publishers, Tokyo. All rights reserved.

大辞林 第三版

リノールさん【リノール酸】
必須脂肪酸の一種。欠乏すれば皮膚炎などを起こす。コレステロールの血管への沈着を防止するので、動脈硬化の予防に有効とされる。ゴマ・大豆・米などの油に多く含まれる。

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)

リノール酸
りのーるさん
linoleic acid
9、12位にシス型の二重結合をもつ代表的なn‐6(ω6)系多価不飽和脂肪酸である。植物油、とくにサフラワー油(ベニバナ油)、ヒマワリ油、大豆油、コーン油などに多く含まれる。動物体内では合成されない必須脂肪酸(ひっすしぼうさん)であり、エネルギー比で2%程度の摂取が必要である。通常の食生活で不足することはないが、欠乏すると成長抑制、皮膚炎などをおこす。二重結合の位置と立体配置が変わると必須脂肪酸活性を失うが、共役リノール酸には特徴的な生理機能がある。優れた血液コレステロール低下作用を示すが、とりすぎると善玉コレステロールをも低下させる。酸化されやすく、動脈硬化を含め種々の生活習慣病の引き金となるので抗酸化対策が必要である。動物体内ではアラキドン酸に変えられ、生体膜の機能を維持し、また、代謝調節に貴重な役割を果たす種々のエイコサノイド(プロスタグランジン、ロイコトリエンなど)の基質となる。[菅野道廣]
『拓殖治人・高瀬幸子・武藤泰敏編『成人病予防からみた脂肪の選択』(1996・光生館) ▽五十嵐脩・菅野道廣編『脂肪酸栄養の現代的視点』(1998・光生館) ▽坂倉弘重編『脂質の科学』(1999・朝倉書店)』

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

精選版 日本国語大辞典

リノール‐さん【リノール酸】
〘名〙 (linoleic acid の訳語) 多くの植物油、特に半乾性油を鹸化して得られる脂肪酸の一つ。化学式 C18H32O2 無色。常温で液体。血液中のコレステロール値を下げる働きがある。マーガリン・軟せっけんの原料。

出典:精選版 日本国語大辞典
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

化学辞典 第2版

リノール酸
リノールサン
linoleic acid, linolic acid

(Z,Z)-9,12-octadecadienoic acid.C18H32O2(280.45).CH3(CH2)4CH=CHCH2CH=CH(CH2)7COOH.2個の二重結合がともにシス形をとっている炭素数18の直鎖不飽和脂肪酸.グリセリドとしてサフラワー油(75%),ヒマワリ種子油(60%),トウモロコシ油(40%)などの多くの植物油中に含まれている.植物油中の混合脂肪酸から固体脂肪酸を除いたのち,精製を繰り返すと得られる.無色の油状液体.融点-12 ℃,沸点230 ℃(2.13 kPa).0.9038.1.4699.水に不溶,多くの有機溶媒に可溶.ある種の微生物や動物組織にもみられ,動物にとっては食物から摂取しなければならない必須脂肪酸である.空気中で酸化されやすく硬化するので,乾性酸ともいわれる.還元するとステアリン酸になる.軟せっけんの原料,ペイント溶剤に用いられる.[CAS 60-33-3]

出典:森北出版「化学辞典(第2版)」
東京工業大学名誉教授理博 吉村 壽次(編集代表)
信州大学元教授理博 梅本 喜三郎(編集)
東京大学名誉教授理博 大内 昭(編集)
東京大学名誉教授工博 奥居 徳昌(編集)
東京工業大学名誉教授理博 海津 洋行(編集)
東京工業大学元教授学術博 梶 雅範(編集)
東京大学名誉教授理博 小林 啓二(編集)
東京工業大学名誉教授 工博佐藤 伸(編集)
東京大学名誉教授理博 西川 勝(編集)
東京大学名誉教授理博 野村 祐次郎(編集)
東京工業大学名誉教授理博 橋本 弘信(編集)
東京工業大学教授理博 広瀬 茂久(編集)
東京工業大学名誉教授工博 丸山 俊夫(編集)
東京工業大学名誉教授工博 八嶋 建明(編集)
東京工業大学名誉教授理博 脇原 將孝(編集)

Copyright © MORIKITA PUBLISHING Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの項目は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

リノール酸」の用語解説はコトバンクが提供しています。

リノール酸の関連情報

他サービスで検索

(C)The Asahi Shimbun Company /VOYAGE MARKETING, Inc. All rights reserved.
No reproduction or republication without written permission.

アット・ニフティトップページへ アット・ニフティ会員に登録

ウェブサイトの利用について | 個人情報保護ポリシー
©NIFTY Corporation