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リード【りーど】

日本大百科全書(ニッポニカ)

リード(Carol Reed)
りーど
Carol Reed
(1906―1976)
イギリスの映画監督。ロンドン生まれ。父親は舞台の名優ハーバート・ビアボーム・トリーHerbert Beerbohm Tree(1852―1917)。舞台活動を経て、1935年『ミドシップマン・イージー』で監督デビュー。『銀行休日』(1938)、『星は見下す』(1939)で新鮮な作風を印象づけたあと、第二次世界大戦中はイギリス陸軍映画班に属し、ドキュメンタリー『真の栄光』(1945)をアメリカのガースン・ケニンGarson Kanin(1912―1999)と共同監督する(アカデミー長篇ドキュメンタリー賞受賞)。戦後はいずれもサスペンス・タッチの『邪魔者は殺(け)せ』(1947)、『落ちた偶像』(1948)、『第三の男』(1949)を立て続けに発表、一躍世界の頂点に登りつめる。3作とも映像演出、話術、雰囲気醸成、いずれをとっても完璧(かんぺき)に近い傑作であった。その後の作品は『文化果つるところ』(1951)、『文なし横丁の人々』(1955)、『鍵(かぎ)』(1958)、『フォロー・ミー』(1972)など。舞台ミュージカルの映画化『オリバー!』(1968)でアカデミー監督賞を得た。[宮本高晴]

資料 監督作品一覧(日本公開作)

星は見下す The Stars Look Down(1940)
最後の突撃 The Way Ahead(1944)
真の栄光 The True Glory(1945)
邪魔者は殺せ Odd Man Out(1947)
落ちた偶像 The Fallen Idol(1948)
第三の男 The Third Man(1949)
文化果つるところ Outcast of the Islands(1951)
二つの世界の男 The Man Between(1953)
文なし横丁の人々 A Kid for Two Farthings(1955)
空中ぶらんこ Trapeze(1956)
鍵 The Key(1958)
ハバナの男 Our Man in Havana(1960)
逃げる男 The Running Man(1963)
華麗なる激情 The Agony and the Ecstasy(1965)
オリバー! Oliver!(1968)
最後のインディアン Flap(1970)
フォロー・ミー Follow Me!(1972)

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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