●ルクソール神殿【ルクソールしんでん】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
ルクソール神殿
ルクソールしんでん
Luxor temple
上エジプト,ルクソールにある古代エジプトの主神アモンの神殿。カルナックにあるアモン大神殿 (→カルナック神殿 ) とスフィンクスの道で結ばれる。アメンホテプ3世の命により築かれた。前 14~13世紀に主要部分が建造され,塔門,パピルス柱の柱廊をめぐらした中庭,列柱室,内陣と続くエジプト神殿の典型的な構成を示す。古都テーベの観光の中心をなしている。
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デジタル大辞泉
ルクソール‐しんでん【ルクソール神殿】
《Luxor Temple》エジプト南東部、ナイル川東岸の観光都市ルクソールにある古代エジプトの神殿。新王国第18王朝のアメンホテプ3世により、カルナック神殿の中核をなすアモン大神殿の付属神殿として建造。ラムセス2世が増築、自身の座像やオベリスク、古代ローマ時代の城塞跡などがある。元来、2本のオベリスクがあったが1本はパリのコンコルド広場に運ばれた。1979年、「古代都市テーベとその墓地遺跡」の名で世界遺産(文化遺産)に登録された。
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ルクソール神殿
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