●ルーマニア語【ルーマニアご】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
ルーマニア語
ルーマニアご
Rumanian language
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デジタル大辞泉
ルーマニア‐ご【ルーマニア語】
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世界大百科事典 第2版
ルーマニアご【ルーマニア語 Rumanian】
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世界の主要言語がわかる事典
ルーマニアご【ルーマニア語】
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日本大百科全書(ニッポニカ)
ルーマニア語
るーまにあご
インド・ヨーロッパ語族中のイタリア語派に属するラテン語の口語、いわゆる俗ラテン語から発展してできたロマンス諸語の一つ。フランス語、イタリア語などと同族関係にあるが、周囲のブルガリア語、アルバニア語、現代ギリシア語と共通のバルカン言語圏の特徴(後置定冠詞、接続法の多用など)も備えている。古ルーマニア語は、紀元1~2世紀にローマ帝国に征服された古代のトラキア人、ダキア人が、公用語としての俗ラテン語東方方言を受容した結果生まれた。その結果、当然、基層のダキア語から継承した要素(約100の単語など)をもつが、8、9世紀以後南下してきたスラブ人の言語の強い影響を受け、ドナウ川右岸ではほとんど消滅した。しかし、バルカン各地の山間部や海岸には、総数30万人以上のルーマニア系言語集団の村落が散在している。ルーマニア語はダキア地方に12、13世紀に成立した封建国家の公用語としての地位を確立し、16世紀なかばからルーマニア語による印刷も始まっている。19世紀後半には、ルーマニア統一国家の成立とともにその公用語となり、1860年代にそれまで用いられていたキリル文字のアルファベットがラテン文字表記にかえられた。ただし、旧ソビエト連邦を構成していたモルダビア共和国(現モルドバ共和国)では、ロシア語と同じ表記が導入された。アメリカへの移住者も含めて、ルーマニア語を母国語とする人口は約2100万人。主要な方言は、ムンテニア、モルドバ、トランシルバニア方言であるが、差異は大きくない。
[直野 敦]
『直野敦著『ルーマニア語の入門』(1977・白水社)』▽『直野敦編『ルーマニア語辞典』(1984・大学書林)』
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精選版 日本国語大辞典
ルーマニア‐ご【ルーマニア語】
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