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ルー

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

ルー
Roux, Jacques
[生]1752. シャラントプランザック
[没]1794.2.10. パリ付近ビゼートル
フランス革命の過激派 enragéの一人。アングレームの司祭出身。革命が起ると,教区民に「土地はすべてのものに平等に属する」と説いて領主特権の廃棄を主張した。 1791年パリでコルドリエ・クラブに加盟し「小マラー」の異名を取った。「僧侶民事基本法」に宣誓し,急速に「サン=キュロット司祭」となったが,国民公会の議員に選出されず,以後,議会外活動を主とする過激派になった。最高価格制,食糧徴発,投機業者の処罰を要求し,革命政府の不徹底を批判したため山岳派反発を招き,93年9月逮捕され,翌年自殺した。

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ルー
Roux, Pierre-Paul-Émile
[生]1853.12.17. シャラント,コンフォラン
[没]1933.11.3. パリ
フランスの細菌学者。パリ大学で医学を修め,1878年パスツール研究所に入り,10年間 L.パスツールとともに研究生活をおくり,弱毒化した炭疽菌ヒツジウシに注射すると,強い炭疽菌に接触させても感染しないことを発見した。さらに狂犬病,炭疽,破傷風などの感染症を研究した。 1904~33年同研究所の所長。 1888年には初めてジフテリア菌の培養ろ液でジフテリアが起ることを A.イェルサンとともに発見した。この発見はのちの E.ベーリング抗毒素血清の発見とともに,ジフテリアの免疫血清療法に道を開いたものであった。

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ルー
Roux, Wilhelm
[生]1850.6.9. イェナ
[没]1924.9.15. ハレ
ドイツの動物学者。実験発生学の創始者。イェナ,ベルリン,シュトラスブルク各大学で学び,イェナ大学では E.ヘッケルに師事。ライプチヒの衛生研究所助手 (1879) ,ブレスラウ大学 (86) ,インスブルック大学 (89) の教授を経て,1895年よりハレ大学教授。彼は,に手術を施して,それが発生をどう変化させるかを追跡することにより胚発生の機構が解明できると唱え,そのような理念に基づく発生学を創始して,発生機構学と名づけた。その実践例の一つがカエル胚を用いた半胚形成の実験である。2細胞期の胚の片側の半分を熱した針を用いて焼殺すと,生残ったほうが発生を続け,正常な体の片側だけをもつ奇形の個体となる。この実験結果に対してルーは,受精卵が最初に行う細胞分裂の際に,そこに含まれる形質決定因子が2分され,2細胞期の胚を構成するそれぞれの細胞には体の片側に対応する形質決定因子だけしか配分されないためであると説明した。後年,ドイツの動物学者 H.ドリーシュがウニの胚に激しい衝撃を与えてこれをばらばらの細胞に分け,それぞれの細胞から正常な形の個体が発生してくるのを観察するに及び,ルーの解釈は否定されることとなった。ルーの創始した発生機構学は,H.シュペーマンらに受継がれ,発展をとげて,今日の実験発生学になっている。また,94年にルーが創刊した『発生機構学雑誌』は,最初の実験発生学の専門誌である。

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デジタル大辞泉

ルー(〈フランス〉roux)
小麦粉をバターで炒(いた)めたもの。焦がさないように炒めるホワイトルー、色づくまで炒めるブラウンルーなどがあり、ソーススープとろみを出すのに用いる。ルウ

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和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典

ルー【roux(フランス)】
①バターと小麦粉をゆっくり炒めたもの。ソースやスープなどのとろみをつけるために用いる。弱火で色をつけずに炒める「ホワイトルー」、少し色づくように炒める「ブロンドルー」、焦げ目がつく程度に炒める「ブラウンルー」の3種類がある。
②市販されている固形カレーまたはシチュー。肉や野菜を炒め、水を加えて煮、ルーを煮溶かして作る。
◆「ルウ」ともいう。特に、②の商品の品名表示や公文書には「ルウ」を用いる。

出典:講談社
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デジタル大辞泉プラス

ルー
サンリオのキャラクターシリーズ「ディアリールー」のメインキャラクター。がかかる森に住む小鹿

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ルー
A.A.ミルンによる児童文学作品「くまのプーさん」に登場するカンガルーの子ども。母の名はカンガ

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世界大百科事典 第2版

ルー【Jacques Roux】
1752‐94
フランスの革命政治家。フランス革命下,アンラジェ(過激派)といわれたサン・キュロット運動指導者の一人。フランス南西部シャラント県に生まれる。同地方アングレームの神学校の哲学,物理学の教授を経て,各地の助任・主任司祭をつとめた。革命勃発後,90年春,同地方コナックの反領主農民騒擾を扇動したかどで秘跡授与の聖務を停止され,同年パリに出た。宣誓聖職者サン・ニコラ・デ・シャン助任司祭となる一方,コルドリエ・クラブなどに出入りし,サン・キュロット運動の指導者としてしだいに人気を博した。

出典:株式会社平凡社
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ルー【Wilhelm Roux】
1850‐1924
ドイツの動物学者で実験発生学の創始者。初めイェーナ大学の哲学の学生となったが,兵役で中断ののち医学部に再入学した。のちにインスブルック大学,ハレ大学で解剖学教授をつとめる。E.H.ヘッケルの系統発生的な形態発生理論を批判的に継承し,形態発生を因果論的に解明しようとした。これは因果解明の手段として実験を重視する発生力学(発生機構学)Entwicklungsmechanikの思想として結実し,1895年に創刊された《発生力学雑誌Archiv für Entwicklungsmechanik》は今なおこの分野での重要雑誌である。

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精選版 日本国語大辞典

ルー
〘名〙 (roux) バターで小麦粉をいためたもの。牛乳やスープで伸ばしてホワイトソースやブラウンソースにする。〔万国新語大辞典(1935)〕

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