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レンジナ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

レンジナ
rendzina
石灰岩風化物を母材とし,温帯ないし冷温帯湿潤気候地域下に生成した腐植に富む土壌炭酸カルシウム集積層をもち,チェルノゼム類似。肥沃度は高い。日本には存在しないといわれる。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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岩石学辞典

レンジナ
暗色の腐植に富む土壌で,石灰質の母材の上に発達する.一般には温暖な湿潤気候で形成される.B層位を欠き,土壌断面のA1層位は灰色から黒色の有機物に富む層準で30cm程度までの厚さがあり,A2層位は灰白色の層準で無数の石灰岩破片を含み,C層位は母材の石灰岩基盤岩である.レンジナは生(なま)の腐植からなるmor-randzinaと,土壌生物が活動して腐植が生でなくなったmull-rendzina,とに分類される[Glinka : 1914, Ollier : 1969].湿潤ないし半乾燥気候にわたる草本植生,あるいは森林と草本の混合植生下で柔らかい石灰質母岩から生成した間帯性土壌[木村ほか : 1973].

出典:朝倉書店
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世界大百科事典 第2版

れんじな【レンジナ】

出典:株式会社平凡社
Copyright (c) Heibonsha Limited, Publishers, Tokyo. All rights reserved.

日本大百科全書(ニッポニカ)

レンジナ
れんじな
rendzina
ヨーロッパの内陸地方の石灰質岩石地帯に生じた土壌で、名称はポーランド語に由来する。冷温帯湿潤地域の森林と草原の移行帯に分布しているが、石灰岩や泥灰岩という地質母材に限定されている点で、間帯性土壌の一つとみなされる。しかし同じ石灰岩地に生成するテラロッサが温帯ないし亜熱帯の気候と植生に対応するので、気候条件もこの土壌の発達には大きく関与している。石灰質母材の影響を強く残して炭酸塩分に富むと同時に多量の腐植を含み、粗粒で暗灰色の表土と石灰集積のみられる全層に特色がある。このような土層の状態からみて耕作した場合の肥沃(ひよく)度はかなり高く、さらに内陸の半乾燥地帯のチェルノゼムに移行する場合もありうる。[浅海重夫]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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