●レンノックス・ガストー症候群(レノックス症候群)【れんのっくすがすとーしょうこうぐんれのっくすしょうこうぐん】
家庭医学館
れんのっくすがすとーしょうこうぐんれのっくすしょうこうぐん【レンノックス・ガストー症候群(レノックス症候群) Lennox-Gastaut Syndrome】
[どんな病気か]
子どもにおこるてんかんの1つで、けいれん発作(ほっさ)が、いつも同じ1種類だけではなく、急に手足を突っ張るようにする(強直(きょうちょく)けいれん。ごく短い時間の場合はスパスムという)、意識だけがぼーっとする(非定型欠神発作(ひていけいけっしんほっさ))、手足をピクピクさせる(ミオクロニー発作)など、いろいろなかたちのけいれん発作がみられるのが特徴です。
精神運動発達の遅れをともなうことが少なくありません。
脳波検査を行なうと、特徴的な波形(遅い棘徐波結合(きょくじょはけつごう)など)が出現します。
2~5歳で発症することが多いのですが、年長児や成人になって発症することもあります。
頻度の少ないまれな病気です。
[原因]
一部は、ウエスト症候群(コラム「ウエスト症候群(点頭てんかん)」)に引き続いて発症します。脳炎、脳症などの病気の後遺症としておこることもあります。
[治療]
いろいろな抗けいれん薬が使用されますが、けいれんが治まりにくいことが多いものです。
副腎皮質刺激(ふくじんひしつしげき)ホルモン(ACTH)を使用するホルモン療法が奏効することもあります。
子どもにおこるてんかんの1つで、けいれん発作(ほっさ)が、いつも同じ1種類だけではなく、急に手足を突っ張るようにする(強直(きょうちょく)けいれん。ごく短い時間の場合はスパスムという)、意識だけがぼーっとする(非定型欠神発作(ひていけいけっしんほっさ))、手足をピクピクさせる(ミオクロニー発作)など、いろいろなかたちのけいれん発作がみられるのが特徴です。
精神運動発達の遅れをともなうことが少なくありません。
脳波検査を行なうと、特徴的な波形(遅い棘徐波結合(きょくじょはけつごう)など)が出現します。
2~5歳で発症することが多いのですが、年長児や成人になって発症することもあります。
頻度の少ないまれな病気です。
[原因]
一部は、ウエスト症候群(コラム「ウエスト症候群(点頭てんかん)」)に引き続いて発症します。脳炎、脳症などの病気の後遺症としておこることもあります。
[治療]
いろいろな抗けいれん薬が使用されますが、けいれんが治まりにくいことが多いものです。
副腎皮質刺激(ふくじんひしつしげき)ホルモン(ACTH)を使用するホルモン療法が奏効することもあります。
出典:小学館
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それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。この事典によって自己判断、自己治療をすることはお止めください。あくまで症状と病気の関係についてのおおよその知識を得るためのものとお考えください。
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