●ロイシン
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
ロイシン
leucine
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デジタル大辞泉
ロイシン(〈ドイツ〉Leucin)
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栄養・生化学辞典
ロイシン
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漢方薬・生薬・栄養成分がわかる事典
ロイシン【leucine】
出典:講談社
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日本大百科全書(ニッポニカ)
ロイシン
ろいしん
leucine
分岐鎖をもつα(アルファ)-アミノ酸の一つ。略号はLeuまたはL。L-ロイシンはタンパク質を構成するアミノ酸の一つで、ほとんどすべてのタンパク質に含まれているが、とくにヘモグロビンやカゼインなどに多く含まれる。天然には遊離状態でも存在する。α-アミノイソカプロン酸で、分子量131.17。弱い苦味がある。光沢のある白色六角板状結晶で、145~148℃で昇華し、293~295℃で分解を伴って融解する。水には比較的溶けにくく、分解しやすい。生体内ではピルビン酸からα-ケトイソカプロン酸を経て合成される。ヒトにとっては必須(ひっす)アミノ酸の一つで、体内では合成できない。また、分解は、α-ケトイソカプロン酸からイソバレリル補酵素Aを経てアセト酢酸とアセチル補酵素Aとに分解する。
なお、D-ロイシンはタンパク質には含まれないが、ポリペプチド性抗生物質であるグラミシジンやポリミキシンにその構成成分として含まれている。
[降旗千恵]
栄養
タンパク質構成アミノ酸の一種。栄養上、必須アミノ酸の一種である。食品タンパク質に広く分布するので欠乏することはない。天然のL-ロイシンは弱い苦味があるが、合成のD-ロイシンは甘味がある。ロイシンを亜硝酸で酸化するとロイシン酸となる。ロイシン酸のナトリウム塩はショ糖の2.5倍の甘味がある。体内での代謝は脱アミノと酸化的脱炭酸によりイソ吉草酸(きっそうさん)となり、最終的にアセチル補酵素Aとアセト酢酸になる。
[宮崎基嘉]
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精選版 日本国語大辞典
ロイシン
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