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ロサス

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

ロサス
Rosas, Juan Manuel de
[生]1793.3.30. ブエノスアイレス
[没]1877.3.14. サザンプトン
アルゼンチンの政治家,独裁者。国内有数の大牧場主で,乗馬術に巧みでガウチョらの尊敬を集めた。 1829年連邦派の支持を得て,ブエノスアイレス州知事に選出された。 31年連邦条約を他州と締結して連邦制度の基礎を確立。 35年同州知事に再選され,連邦制に基づく全国制覇を完成,イギリス,フランスの侵略を阻止した。しかしその国粋主義的傾向と過酷な独裁体制は知識人の不満を呼び,また政治的,軍事的にウルグアイに介入してブラジル政府やウルグアイ人の反感を買った。 52年カセロスの戦いでブラジルおよびウルグアイと J.ウルキサの連合軍に敗れ,イギリスに亡命,同地でした。

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ロサス
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世界大百科事典 第2版

ロサス【Juan Manuel de Rosas】
1793‐1877
アルゼンチンの政治家,独裁者。19世紀前半のラテン・アメリカを代表するカウディーリョの一人。ブエノス・アイレス州の農場主(エスタンシエロ)の家庭に生まれ,・青年期を農村で過ごし,ガウチョに劣らぬ乗馬術を身につけ彼らの信望を得た。1815年食肉の塩漬け工場を友人と設立して大成功を収め,エスタンシエロとしての地位を確立した。1820年代に国内が中央集権派と連邦派に二分して対立を深めるなかで,ブエノス・アイレス市を州から切り離して国の首都としようとするリバダビア大統領(在任1826‐27)の政策に反対して州権擁護を唱え,連邦派のリーダーとなった。

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日本大百科全書(ニッポニカ)

ロサス
ろさす
Juan Manuel de Rosas
(1793―1877)

アルゼンチンの政治家。独裁者。大牧場主で、ガウチョ(牧童)からなる私兵団を擁し、カウディーリョ(統領)とよばれる実力者の典型であった。1820年代に連邦派と中央集権派の対立から国内が内戦状態に陥ると、前者の総帥にのし上がり、29~32年にはブエノス・アイレス州知事として連邦派による全国制覇を成し遂げた。35年には司法、立法、行政にわたる全権を委託されて州知事に再任され反対派を厳しく弾圧したため、恐怖政治と恐れられたが、30~40年代にたびたび試みられたフランスとイギリスの軍事干渉を実力で阻止したことから、その民族主義的側面が一部の史家により高く評価されている。52年にカセーロスの戦いで敗れたのちイギリスに亡命し、かの地で没した。

[松下 洋]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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