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ロストジェネレーション【ろすとじぇねれーしょん】

知恵蔵

ロストジェネレーション
ロスト・ジェネレーション(ロスジェネ)。直訳すれば「失われた世代」。本来は、第1次世界大戦後に活躍したヘミングウェイフィッツジェラルドフォークナーなど米国人作家に代表される世代を指し、「迷える世代」「喪失の世代」などとも訳される。「朝日新聞」が2007年の年始特集で、バブル崩壊後の「失われた10年」に社会に出た若者たち(25~35歳)の実態を連載。この世代に多いフリーター、ニート、ひきこもり、派遣労働者、就職難民たちを総称する言葉として用い、次第に広がっていった。08年5月には、同世代の手による『ロスジェネ』(かもがわ出版)も創刊され、それと前後して雇用・経済の問題とこの世代とを結びつけて論じる時評も増えた。彼らはバブルの残像を知りながら、学卒時に就職氷河期を迎え、グローバル化や新自由主義経済が加速させた「格差社会」の中に投げ出される。その数は、2千万人弱。雇用機会を均等に与えられなかっただけでなく、長期の経済不況下にあって、非正規から正規雇用、再就職といった再チャレンジの道も閉ざされているため、最も割を食った「貧乏くじ世代」とも言われる。08年の金融危機による「派遣切り」の被害者も、非正規雇用者が多いこの世代に集中。上の世代からは、内向きで覇気がないなどと批判されがちだが、インターネット世代でもある彼らは、家族・地域・会社といった伝統的共同体とは別の「見えない他者」との緩やかな連帯を求める傾向が強い、とも指摘される。また、政治には無関心と見られていたが、07年4月に行われた統一地方選では多くのロスジェネ議員が誕生し、政界に新風を吹き込んでいる。
(大迫秀樹 フリー編集者 / 2008年)

出典:(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」

朝日新聞掲載「キーワード」

ロストジェネレーション
バブル崩壊後の景気悪化で企業の新卒採用が減らされた1993年から2004年ごろに社会に出た世代。朝日新聞が07年1月に載せた連載「ロストジェネレーション」で名づけられ、氷河期世代とも呼ばれる。高卒大卒などにより年齢に幅があるが、ほぼ現在の33歳から48歳にあたる。団塊ジュニア(第2次ベビーブーマー)を含み、人口規模は約2千万人。雇用労働者のうち非正規で働く人は3割近くに上るとみられる。
(2019-05-26 朝日新聞 朝刊 1総合)

出典:朝日新聞掲載「キーワード」

ロストジェネレーション
バブル崩壊後の景気悪化で企業の新卒採用が減らされた1993年から2004年ごろに社会に出た世代。朝日新聞が07年1月に載せた連載「ロストジェネレーション」で名づけられ、氷河期世代とも呼ばれる。高卒、大卒などにより年齢に幅があるが、ほぼ現在の33歳から48歳にあたる。団塊ジュニア(第2次ベビーブーマー)を含み、人口規模は約2千万人。雇用労働者のうち非正規で働く人は3割近くに上るとみられる。
(2019-05-26 朝日新聞 朝刊 1総合)

出典:朝日新聞掲載「キーワード」

デジタル大辞泉

ロスト‐ジェネレーション(Lost Generation)
第一次大戦への従軍体験から、戦後、社会のあらゆる既成概念に疑念を示し、虚無的傾向のうちに新たな生き方を追求した米国の作家の一群。ヘミングウェイドス=パソスフィッツジェラルドら。女流小説家G=スタイン命名。失われた世代。
日本のバブル経済崩壊後の超就職難の時代に学校を卒業し、就職活動をした世代。昭和40年代後半から50年代前半の生まれ。確かな就職先がなく、アルバイトや派遣社員などで職を転々とする人が多く出た。氷河期世代。→就職氷河期
[補説]2は、安定した収入がなく、生活の基盤を確立できないため将来への希望を失う人も多い。この世代を「ロストジェネレーション」と呼んだのは朝日新聞

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
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大辞林 第三版

ロストジェネレーション【Lost Generation】
うしなわれた世代せだい

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

精選版 日本国語大辞典

ロスト‐ジェネレーション
〘名〙 (lost generation) 第一次世界大戦によって宗教・道徳など社会のあらゆる既成概念の価値を見失い、絶望と虚無に陥った世代のアメリカ作家の一群。女流作家ガートルード=スタインが命名したもので、ヘミングウェー、フォークナー、フィッツジェラルド、ドスパソスらが属する。失われた世代。
※親切な機械(1949)〈三島由紀夫〉「自分たちは戦争の犠牲に供された世代の青年でありいはゆるロースト・ジェネレイションに属してゐること」

出典:精選版 日本国語大辞典
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