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ロッセリーニ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

ロッセリーニ
Rossellini, Roberto
[生]1906.6.8. ローマ
[没]1977.6.3. ローマ
イタリアの映画監督。著名な建築家の家柄に生れ,1936~40年短編記録映画の監督になった。 41年に長編第1作『白い船』 La Nave Biancaを制作。ドイツ軍占領下のローマにカメラを持込み,生々しい現実をフィルムに収めた。これが有名な『無防備都市』 Roma,Città Aperta (1945) で,次作の『戦火のかなた』 Paisà (46) とともにイタリアネオレアリズモ映画を代表する作品になった。ほかに『フランチェスコ・神の道化師』 Francesco-Giullare di Dio (50) や『ヨーロッパ 1951』 Europa '51 (52) のような神の救済を追求する作品群がある。

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デジタル大辞泉

ロッセリーニ(Roberto Rossellini)
[1906~1977]イタリアの映画監督。第二次大戦直後のイタリアのネオレアリズモ映画運動を世界的なものとした。作「無防備都市」「戦火のかなた」など。

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世界大百科事典 第2版

ロッセリーニ【Roberto Rossellini】
1906‐77
イタリアの映画監督。第2次世界大戦直後に《無防備都市》(1945)を発表して,イタリア映画の復興とともに〈ネオレアリズモ〉の誕生を世界に高らかに告げ,次いで翌年発表した《戦火のかなた》(1946)によって,レジスタンスを母胎とする〈ネオレアリズモ〉の創始者の一人としての確かな名声を得た。この2作品と廃墟ベルリンを舞台にした《ドイツ零年》(1947)は,ロッセリーニの〈戦争三部作〉としてよく知られた作品である。

出典:株式会社平凡社
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大辞林 第三版

ロッセリーニ【Roberto Rossellini】
1906~1977 イタリアの映画監督。戦争の現実を直視した「無防備都市」「戦火のかなた」「ドイツ零年」「ヨーロッパ1951年」などでネオレアリズモの代表者と目された。

出典:三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)

ロッセリーニ
ろっせりーに
Roberto Rossellini
(1906―1977)
イタリアの映画監督。ローマ生まれ。建築会社を経営する裕福な一家に生まれ、高校卒業資格を得ないまま、趣味の自動車などに熱中する青春時代を送る。『牧神の午後への前奏曲』(1938)など数本の短編ドキュメンタリーを手がけた後、国策映画『空征(ゆ)かば』(1938)の脚本に参加。第二次世界大戦中に海軍省製作の『白い船』(1941)で監督デビュー、「ファシスト三部作」とよばれる『飛行士の帰還』(1942)、『十字架の男』(1943)を完成。戦争終了直後、ナチスによるローマ占領とレジスタンス運動を描いた『無防備都市』(1945)で世界を震撼(しんかん)させ、ネオレアリズモの呼称を一躍広めた。被写体をあるがままにとらえる視線は、連合軍のイタリア解放を六つの挿話で綴った『戦火のかなた』(1946)や、廃墟のベルリンで自殺する少年を主人公にした『ドイツ零年』(1948)でも一貫していた。『ストロンボリ 神の土地』(1949)で出会ったイングリッド・バーグマンと不倫騒動を巻き起こし、1950年に彼女と再婚。即興的な演出で夫婦の危機を見つめた『イタリア旅行』(1954)は、フランスのヌーベル・バーグに多大な影響を与える。『ロベレ将軍』(1959)と『ローマで夜だった』(1960)でネオレアリズモに回帰した後、ガリバルディの長征を描いた『イタリア万歳!』(1960)で歴史映画へと向かう。『鉄の時代』(1965)から『デカルト』(1974)までは、おもにイタリア国営放送(RAI)でテレビ用映画を手がけた後、キリスト教民主党の創設者アルチーデ・デ・ガスペリAlcide De Gasperi(1881―1954)の伝記映画『元年』(1974)とキリストの受難劇『救世主』(1975)の2本をつくった。[西村安弘]
『M・ヴェルドーネ著、梅本浩志他訳『現代のシネマ10 ロッセリーニ』(1976・三一書房) ▽ロベルト・ロッセリーニ著、西村安弘訳『ロッセリーニ 私の方法――映画作家が自身を語る』(1997・フィルムアート社)』

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精選版 日本国語大辞典

ロッセリーニ
(Roberto Rosselini ロベルト━) イタリアの映画監督。第二次世界大戦直後のイタリアのネオレアリズモ映画運動を世界的なものとした。作品「無防備都市」「戦火のかなた」など。(一九〇六‐七七

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