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ロマネスク

デジタル大辞泉

ロマネスク(Romanesque)
[名]10世紀末から12世紀にかけて西欧に広まったキリスト教美術様式。古代ローマゲルマン民族などの様式に東方の影響も加わったもので、ゴシックに先立つ。特に重厚な教会堂建築に代表され、石造穹窿(きゅうりゅう)をはじめ、半円形アーチの多用が特色。ロマネスク式
[形動](romanesque)小説のように、数奇であったり情熱的であったりするさま。「ロマネスク半生

出典:小学館
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世界大百科事典 第2版

ろまねすく【ロマネスク】

出典:株式会社平凡社
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日本大百科全書(ニッポニカ)

ロマネスク
ろまねすく
romanesque フランス語

ロマンroman(小説)から派生した語で、小説のように奇異な、空想的な、伝奇的な、荒唐無稽(こうとうむけい)な、といった意味をもつ。文芸用語としては、奔放な想像力によって、現実の論理や事象の枠を超え、幻想の世界にまで飛翔(ひしょう)する性質をいう。しかしむしろ建築様式として用いられることが多く、ロマネスク建築といえば、つまりローマ風の円みある重厚な様式で、鋭角的なゴシックと対比される。

[船戸英夫]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典

ロマネスク
[1] 〘形動〙 (romanesque) 小説のように、数奇であったり情熱的であったりするさま。小説的。
※痩せた花嫁(1925)〈今東光〉「妾の平凡な身の上話だってロマネスクに聞えるでせう」
[2] 〘名〙 (Romanesque) 一〇世紀末から一二世紀にかけてヨーロッパ各地で行なわれた美術様式。元来は建築様式をさすが、彫刻・絵画・工芸などをも含む。ゲルマン的性格を基盤に、古代ヨーロッパの伝統と東方の影響をとり入れたゴシックに先立つ美術様式。彫刻・壁画で装飾された重厚な石造建築(教会堂)、ミニアチュールなどに特色がある。
※読書放浪(1933)〈内田魯庵〉銀座繁昌記「ローマネスク風の鼠色の建物が如何にも堂々たる感じを与へた」

出典:精選版 日本国語大辞典
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