●ロンバルド
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
ロンバルド
Lombardo, Pietro
[没]1515. ベネチア
イタリアの彫刻家,建築家。 1464~67年にパドバで活躍。 67年頃ベネチアに定住し工房を開き,建築,記念碑などを制作した。 98~1515年はベネチアの宮廷に仕えた。作品はサンタ・マリア・デイ・ミラコーリ聖堂 (1489) ,サンティ・ジョバンニ・エ・パオロ聖堂の墓碑。
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ロンバルド
Lombardo, Tullio
[没]1532
イタリアの彫刻家,建築家。 P.ロンバルドの長男。ベネチアで生れ,ベネチア古典様式を代表する彫刻,建築作品を残した。作品はラベンナの『G.ギダレリ像』 (1525) ,ベルノ大聖堂の設計 (17) 。息子のサンテ (1504~60) も建築家となった。
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ロンバルド
Lombardo, Antonio
[没]1516
イタリアの彫刻家,建築家。 T.ロンバルドの弟。彫刻家としては兄より繊細な作風をもち,ベネチアで活躍したが,1506年にフェララに工房を移し,エステ侯に仕えた。作品はカメリニ・アルバストロの神話などの浮彫。
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世界大百科事典 第2版
ろんばるど【ロンバルド】
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日本大百科全書(ニッポニカ)
ロンバルド
ろんばるど
Pietro Lombardo
(1435―1515)
イタリアの建築家、彫刻家。ロンバルディアの出身で、おそらくトスカナ地方で修業したものと推測されるが、1464年にパトバのサンタントニオ聖堂にロッセッリ家の記念墓碑を制作したのち、ベネチアに定住し、旺盛(おうせい)な制作活動を続けた。81年に着工したサンタ・マリア・デイ・ミラーコリ聖堂が彼の代表作であるが、これは小さいながらベネチア風ビザンティン様式とルネサンス様式が巧みに折衷された典雅な建造物である。この聖堂の造営以降、息子のトゥリオTullio(1455―1532)とアントニオAntonio(1458―1516ころ)が終始彼に協力して墓碑、宗教彫刻、建築を残し、ベネチアの美化に大いに貢献したが、その分担や協同の割合は明確ではない。
[濱谷勝也]
出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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