@niftyトップ

辞書、事典、用語解説などを検索できる無料サービスです。

ワイラー

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

ワイラー
Wyler, William
[生]1902.7.1. フランス,ミュルーズ
[没]1981.7.27. アメリカ合衆国,カリフォルニア,ビバリーヒルズ
アメリカ合衆国の映画監督。フランスに生まれ,1928年アメリカに帰化。アカデミー賞監督賞,作品賞をいずれも 3回受賞した。『砂漠の生霊』Hell's Heroes(1930),『北海の漁火』A House Divided(1931)で監督の地位を確立。以後舞台劇の映画化に優れた才能を示し,『お人好しの仙女』The Good Fairy(1935),『この3人』These Three(1936),『孔雀夫人』Dodsworth(1936),『偽りの花園』The little foxes(1941)などの秀作を発表,第2次世界大戦後は『我等の生涯の最良の年』The Best Years of Our Lives(1946,アカデミー賞作品賞,監督賞)が代表作。ほかの作品に『ミニヴァー夫人』Mrs. Miniver(1942,アカデミー賞作品賞,監督賞),『探偵物語』Detective story(1951),『ローマの休日』Roman Holiday(1953),『友情ある説得』Friendly persuasion(1956),『大いなる西部』The Big Country(1958),『ベン・ハー』Ben Hur(1959,アカデミー賞作品賞,監督賞)。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉

ワイラー(William Wyler)
[1902~1981]米国の映画監督。フランス生まれ。作「嵐が丘」「ローマの休日」「ベンハー」など。

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典 第2版

ワイラー【William Wyler】
1902‐81
アメリカの映画監督。西部劇から文芸映画まで,あらゆるジャンルをこなす典型的なハリウッドの職人監督でありながら,〈巨匠〉あるいは〈芸術派〉とよばれた稀有(けう)な存在である。当時はドイツ領であったフランスのアルザスの生れ。パリで母の遠縁に当たるハリウッドの大立物(ユニバーサルの設立者)カール・レムリに会い,ユニバーサルの宣伝部をへて,1925年に23歳で監督となり,40本あまりの〈2巻もの〉の西部劇をつくった。

出典:株式会社平凡社
Copyright (c) Heibonsha Limited, Publishers, Tokyo. All rights reserved.

わいらー【ワイラー】

出典:株式会社平凡社
Copyright (c) Heibonsha Limited, Publishers, Tokyo. All rights reserved.

大辞林 第三版

ワイラー【William Wyler】
1902~1981 アメリカの映画監督。フランス生まれ。文芸作品・西部劇のほか、幅広いジャンルの作品に格調高い演出を見せた。代表作「嵐が丘」「我等の生涯の最良の年」「ローマの休日」「ベン=ハー」など。

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)

ワイラー
わいらー
William Wyler
(1902―1981)
アメリカの映画監督。フランスのミュルーズ(当時ドイツ領)に生まれ、ローザンヌとパリで教育を受ける。20歳で渡米して映画界に入り、1925年監督となる。二巻ものの西部劇を多く撮ったあと長編に移り、まもなく頭角を現す。『孔雀(くじゃく)夫人』(1936)、『嵐(あらし)が丘』(1939)、『偽りの花園』(1941)といった小説や舞台劇の映画化にみごとな成果をあげ、家庭ドラマを基調にそれぞれ戦意高揚、帰還兵の社会復帰を描いた『ミニヴァー夫人』(1942)、『我等(われら)の生涯の最良の年』(1946)では、アカデミー作品賞・監督賞を受賞。これらの多くで名撮影家グレッグ・トーランドGregg Toland(1904―1948)を起用、その奥行の深い明晰(めいせき)な画面を利用して、密度の高い空間処理を特徴とする、ショット内演出の新しい映画美学を打ち立てた。その後もロマンチック・コメディ『ローマの休日』(1953)、西部劇『大いなる西部』(1958)、歴史もの『ベン・ハー』(1959。アカデミー作品賞・監督賞受賞)、スリラー『コレクター』(1965)、ミュージカル『ファニー・ガール』(1968)など多彩なジャンルに非凡な力量を示したが、『探偵物語』(1951)、『必死の逃亡者』(1955)、『噂(うわさ)の二人』(1961)といった舞台的場面設定の演出にもっとも表現力に富んだ面をみせた。[宮本高晴]

資料 監督作品一覧

稲妻の男 Lazy Lightning(1926)
戦友のために The Stolen Ranch(1926)
新時代 Blazing Days(1927)
君を尋ねて三千里 Anybody Here Seen Kelly?(1928)
仮の塒(ねぐら)(熱血阿修羅王) The Shakedown(1929)
恋のからくり The Love Trap(1929)
砂漠の生霊 Hell's Heroes(1929)
嵐 The Storm(1930)
北海の漁火 A House Divided(1931)
鉄血士官校 Tom Brown of Culver(1932)
やりくり宝船 Her First Mate(1932)
巨人登場 Counsellor at Law(1933)
白蛾(はくが) Glamour(1934)
お人好しの仙女 The Good Fairy(1935)
この三人 These Three(1936)
孔雀夫人 Dodsworth(1936)
大自然の凱歌(がいか) Come and Get It(1936)
デッドエンド Dead End(1937)
黒蘭の女 Jezebel(1938)
嵐ヶ丘 Wuthering Heights(1939)
西部の男 The Westerner(1940)
月光の女 The Letter(1940)
偽りの花園 The Little Foxes(1941)
ミニヴァー夫人 Mrs. Miniver(1942)
メンフィス・ベル The Memphis Belle : A Story of a Flying Fortress(1944)
我等の生涯の最良の年 The Best Years of Our Lives(1946)
女相続人 The Heiress(1949)
探偵物語 Detective Story(1951)
黄昏 Carrie(1951)
ローマの休日 Roman Holiday(1953)
必死の逃亡者 The Desperate Hours(1955)
友情ある説得 Friendly Persuasion(1956)
大いなる西部 The Big Country(1958)
ベン・ハー Ben-Hur(1959)
噂の二人 The Children's Hour(1961)
コレクター The Collector(1965)
おしゃれ泥棒 How to Steal a Million(1966)
ファニー・ガール Funny Girl(1968)
L・B・ジョーンズの解放 The Liberation of L. B. Jones(1969)

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

精選版 日本国語大辞典

ワイラー
(William Wyler ウィリアム━) アメリカの映画監督。フランス生まれ。文芸物、歴史物などを幅広く制作。作品「嵐が丘」「ローマの休日」「ベン=ハー」など。(一九〇二‐八一

出典:精選版 日本国語大辞典
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

ワイラー」の用語解説はコトバンクが提供しています。

ワイラーの関連情報

関連キーワード

[各個指定]工芸技術部門正岡子規熱雲サウド家シング(John Millington Synge)メリエス[各個指定]芸能部門マーラーレハールバルフォア

他サービスで検索

(C)The Asahi Shimbun Company /VOYAGE MARKETING, Inc. All rights reserved.
No reproduction or republication without written permission.

アット・ニフティトップページへ アット・ニフティ会員に登録

ウェブサイトの利用について | 個人情報保護ポリシー
©NIFTY Corporation