●三峡【サンキョウ】
デジタル大辞泉
さん‐きょう〔‐ケフ〕【三峡】
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世界大百科事典 第2版
さんきょう【三峡 Sān xiá】
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日本大百科全書(ニッポニカ)
三峡
さんきょう / サンシヤ
中国、長江(ちょうこう)(揚子江(ようすこう))上流部にある大峡谷。四川(しせん)省東部の奉節(ほうせつ)県白帝城から湖北(こほく)省西部の宜昌(ぎしょう)市南津関まで、全長204キロメートルにわたる。奇岩、怪岩、巨峰が連なる景勝地で、上流から瞿塘(くとう)峡、巫(ふ)峡、西陵(せいりょう)峡の3峡谷に分かれる。長江が大巴(だいは)山脈、大婁(だいろう)山脈、八面(はちめん)山脈などの石灰岩山地を刻んだ峡谷で、両岸は絶壁をなし河流は急で暗礁が多いため、古くから長江水運の難所。現在では河道が整備され定期船が就航し、「三峡下り」の名で内外の観光客を集める。物資の輸送路として貨物船、曳船(ひきふね)の航行も多い。瞿塘峡の白帝城、巫峡の巫山十二峰、西陵峡の牛肝馬肺(ぎゅうかんばはい)・兵書宝剣などの名勝がある。2009年、宜昌上流の三斗坪(さんとうへい)に三峡ダムが完成し、万州(ばんしゅう)より下流の三峡の大部分は水面下に没した。
[青木千枝子・河野通博]
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精選版 日本国語大辞典
さん‐きょう ‥ケフ【三峡】

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