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三峡【サンキョウ】

デジタル大辞泉

さん‐きょう〔‐ケフ〕【三峡】
中国揚子江上流、重慶市奉節県の白帝城から湖北宜昌の南津関にかけてある峡谷。瞿塘(くとう)・巫(ふ)峡・西陵峡。古来、舟行難所

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世界大百科事典 第2版

さんきょう【三峡 Sān xiá】
 中国の重慶市と湖北省の境界をなす巫山を長江(揚子江)が浸食して形成した大峡谷。重慶市奉節県の白帝城から湖北省宜昌市の南津関までで全長196km。その間が瞿唐(くとう)峡,巫(ぶ)峡,西陵峡の三つの峡谷に大別されることから,三峡と呼ばれる。山地の上昇運動に先行して下方浸食が営まれたことにより形成された。その中心部は花崗岩であるが,長江の流れが石灰岩層を貫くところでは両岸が迫り,川幅が100mに満たない地点もあり,断崖絶壁をなして水面からの上まで500mをこえる。

出典:株式会社平凡社
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日本大百科全書(ニッポニカ)

三峡
さんきょう / サンシヤ

中国、長江(ちょうこう)(揚子江(ようすこう))上流部にある大峡谷。四川(しせん)省東部の奉節(ほうせつ)県白帝城から湖北(こほく)省西部の宜昌(ぎしょう)市南津関まで、全長204キロメートルにわたる。奇岩、怪岩、巨峰が連なる景勝地で、上流から瞿塘(くとう)峡、巫(ふ)峡、西陵(せいりょう)峡の3峡谷に分かれる。長江が大巴(だいは)山脈、大婁(だいろう)山脈、八面(はちめん)山脈などの石灰岩山地を刻んだ峡谷で、両岸は絶壁をなし河流は急で暗礁が多いため、古くから長江水運の難所。現在では河道が整備され定期船が就航し、「三峡下り」の名で内外の観光客を集める。物資の輸送路として貨物船、曳船(ひきふね)の航行も多い。瞿塘峡の白帝城、巫峡の巫山十二峰、西陵峡の牛肝馬肺(ぎゅうかんばはい)・兵書宝剣などの名勝がある。2009年、宜昌上流の三斗坪(さんとうへい)に三峡ダムが完成し、万州(ばんしゅう)より下流の三峡の大部分は水面下に没した。

[青木千枝子・河野通博]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典

さん‐きょう ‥ケフ【三峡】
揚子江上流の四川、湖北両省の間にある三つの大峡谷。塘峡(くとうきょう)、巫峡(ふきょう)、西陵峡をいう。古来、揚子江水運の難所として知られる。さんこう。
※文華秀麗集(818)下・山亭聴琴〈良岑安世〉「一聞焼尾手下響、三峡流泉坐上知」 〔左思‐蜀都賦〕

出典:精選版 日本国語大辞典
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