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三河木綿【ミカワモメン】

デジタル大辞泉

みかわ‐もめん〔みかは‐〕【三河木綿】
愛知県三河地方で産する、地厚でじょうぶな小幅白木綿帯芯印半纏(しるしばんてん)・のれんなどに用いる。

出典:小学館
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デジタル大辞泉プラス

三河木綿
愛知県、三河地方で生産される木綿当地では古くから綿花の生産が盛んであったが、江戸時代以降、農家副業として糸紡ぎ、次いで機織りが盛んになり特産品化した。白木綿にはじまり、のちに「三河縞」と呼ばれる格子の柄物の生地に発展した。2007年、地域団体商標に登録。

出典:小学館
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世界大百科事典 第2版

みかわもめん【三河木綿】
三河国(愛知県東部)で織られた木綿をいう。生地の白木綿が主である。三河は現在確認される国産木綿の産地の中で最も古い国の一つ。《日本後紀》によると799年(延暦18)当地に漂着した崑崙人自称天竺人が綿種をもたらしたが,これは定着せず中絶したらしい。しかし700年後の1510年(永正7)には奈良で三河木綿の名が見えるのをはじめ,京都の貴族にも贈答品とされるなど,特産品としての名をはせている。 江戸初期のことは不確実だが,徳川家康が三河の出であったことから,江戸大伝馬町の木綿問屋も三河出身者に開かせたとの伝承もある。

出典:株式会社平凡社
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大辞林 第三版

みかわもめん【三河木綿】
愛知県東部で織られた木綿。がら紡糸を用いた小幅白木綿が知られる。地合厚く暖簾のれん・帯芯・足袋裏などに用いる。

出典:三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)

三河木綿
みかわもめん
三河国(愛知県)でつくられる綿布のこと。この地方では、江戸時代から綿の栽培が行われていたが、これでつくった綿布を三河木綿といって売り出すようになったのは明治に入ってからのことといわれる。愛知県宝飯(ほい)郡三谷(みや)町(現蒲郡(がまごおり)市)を中心とする地方で行われたのが、その初めといわれる。帯芯(おびしん)、足袋(たび)底、半纏(はんてん)、のれん、酒漉(こ)し袋などに用いられる地厚の白生地(きじ)が多い。とくに岡崎地方の三白(さんぱく)または三白木綿(三河白木綿の略)といわれる半纏、ももひきは有名である。[山辺知行]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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事典 日本の地域ブランド・名産品

三河木綿[染織]
みかわもめん
東海地方、愛知県の地域ブランド。
三河産の木綿の織物タオル・敷き布・布団布団カバー・布団側・毛布・ワイシャツ類・和服。三河は日本の木綿発祥の地であり、江戸時代後期には、三河木綿の縞柄格子柄が江戸を中心に全国に知れ渡った。明治時代には三河木綿・三河縞というブランド名が全国に広まり、質の良い綿織物として今日まで受け継がれている。2007(平成19)年2月、特許庁の地域団体商標に登録された。商標登録番号は第5023103号。地域団体商標の権利者は、三河織物工業協同組合。

出典:日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」
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精選版 日本国語大辞典

みかわ‐もめん みかは‥【三河木綿】
〘名〙 三河国(愛知県)岡崎地方で産出される白木綿。この地方は、古来より綿花が栽培されていたが、江戸時代以降、農家の副業として糸紡ぎが始まり、三河木綿とよばれる特産物へと発展した。
※彼女とゴミ箱(1931)〈一瀬直行〉牛めし屋と焙り出しのぢいさん「旧式な安負請に、縄暖簾や、三河木綿(みカハモメン)の暖簾がさがってゐる」

出典:精選版 日本国語大辞典
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