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三遊亭円遊【さんゆうてい えんゆう】

美術人名辞典

三遊亭円遊
明治時代の噺家。紺屋藤屋清五郎の子。本名竹内金太郎。金原亭馬生・三遊亭新朝が円遊を名乗ったので三代目に当るが、普通は初代と言う。明治元年二代目五明楼玉輔に入門して、しう、24才で三遊亭朝門に移り円遊を名乗る。真打となり珍芸の傍ら古典落語に明治の風俗を取り入れ明るく滑稽に改作し近代落語のの一人となる。明治40年(1907)歿、58才。

出典:(株)思文閣

世界大百科事典 第2版

さんゆうていえんゆう【三遊亭円遊】
落語家。(1)初代(?‐1838(天保9)) 初代三遊亭円生門下。のち金原亭馬生となる。道具入り芝居噺の祖として知られる。(2)2代(生没年未詳) 三遊亭円朝門下で,のち新朝となった。(3)3代(1849‐1907∥嘉永2‐明治40) 本名竹内金太郎。円朝門下。滑稽なステテコ踊りと明治風俗を配したギャグによる古典の改作で,圧倒的な人気を得た。〈ステテコの円遊〉,また鼻が大きいため〈鼻の円遊〉と愛称された。

出典:株式会社平凡社
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日本大百科全書(ニッポニカ)

三遊亭円遊
さんゆうていえんゆう
落語家。初代三遊亭円生(えんしょう)門で俗称銀治郎、のち初代金原亭馬生(きんげんていばしょう)となった初代(?―1838)から6代まであるが、3代がもっとも有名で、俗に彼を初代という。[関山和夫]

3代

(1849―1907)本名竹内金太郎。2代五明楼玉輔(ごめいろうたますけ)門で志う雀といったが、三遊亭円朝(えんちょう)門に移って円遊となる。鼻が大きく、ステテコ踊りで著名なため、「鼻の円遊」「ステテコの円遊」。落語の改作に意を注ぎ、『野ざらし』『船徳』などに円遊調を盛り込み、今日の形に定着させた。[関山和夫]

4代

(1867―1924)本名吉田由之助(よしのすけ)。3代門人。喜遊、遊雀(ゆうじゃく)、左円遊、小円遊から4代目襲名。[関山和夫]

5代

(1878―1945)本名伊藤金三(きんぞう)。3代門人小円遊に入門して小蔵(こぞう)、小伝遊、初代三遊亭遊三(ゆうざ)門で三福(さんぷく)、扇遊亭金三から月廼家円鏡(つきのやえんきょう)を経て5代円遊を襲名。[関山和夫]

6代

(1902―84)本名加藤勇。6代雷門助六(かみなりもんすけろく)門下で、音助、おこし。都家歌六となり幇間(ほうかん)に転じたが、復帰して桂伸治(かつらしんじ)から1946年(昭和21)6代目を襲名。[関山和夫]

7代

(1943― )本名名取光三。6代の弟子で、若円遊から1985年に7代目を襲名。[関山和夫]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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