●上田盆地【うえだぼんち】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
上田盆地
うえだぼんち
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デジタル大辞泉
うえだ‐ぼんち〔うへだ‐〕【上田盆地】
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世界大百科事典 第2版
うえだぼんち【上田盆地】
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日本大百科全書(ニッポニカ)
上田盆地
うえだぼんち
長野県中東部、千曲川(ちくまがわ)に沿う上田市街地を中心に、千曲川の両岸にまたがる盆地。従来は小県盆地(ちいさがたぼんち)といわれた。標高は約400~600メートルほどで、千曲川を挟んでこの西側(左岸)は塩田平(しおだだいら)とよばれ、小河川の沖積地からなる低平な地域をなす。東側(右岸)は烏帽子火山(えぼしかざん)(2066メートル)の泥流からなる火山山麓(さんろく)が大部分を占める。後者は北陸新幹線、しなの鉄道、国道18号、上信越自動車道などが通り、18号に沿って工場や飲食店が進出し、都市化が進んでいる。塩田平は幹線交通路より離れているので、水稲と果樹を中心にした純農村地帯である。年平均気温は12℃を超え、信州では温暖な地域の一つである。年降水量は1000ミリメートルに達せず、溜池(ためいけ)が多い。夏は内陸性のためかなり高温になる。歴史上では古代信濃国府(しなのこくふ)が千曲川右岸、上田市街地東郊に置かれ、東山道(とうさんどう)も通り、開発は早かった。
[小林寛義]
『清水利雄著『上田盆地歴史年表』(1963・上田市)』▽『『郷土の地誌上田盆地』(1968・上田市立博物館)』
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