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下手【シタテ】

デジタル大辞泉

した‐て【下手】
《「したで」とも》
位置・方向が下のほう。特に、風下・川下などをいう。しもて。⇔上手(うわて)
相手より地位や能力が下であること。また、その地位など。
へりくだること。⇔上手(うわて)
「男は言葉を柔げて―に頼むように」〈魯庵社会百面相
相撲で、組み合ったときに差し手で相手のまわしを取ること。また、その手。⇔上手(うわて)
囲碁・将棋で、対局者のうち段位・力量の劣ったほう。⇔上手(うわて)
犬追物(いぬおうもの)で、自分の馬の後に立つ射手。

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監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
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しも‐て【下手】
下の方。下座(しもざ)の方。「下手に座をとる」⇔上手(かみて)
川の流れていく方。下流。⇔上手(うわて・かみて)
芝居の舞台の、客席から見て左の方。⇔上手(かみて)

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へた【下手】
[名・形動]《「はた(端)」あるいは「へた(端)」の変化で、奥深くない意からか》
物事のやり方が巧みでなく、手際が悪いこと。また、そのさまや、その人。「泳ぎが下手な人」「字をわざと下手に書く」「人の使い方が下手だ」⇔上手(じょうず)
なまはんかであること。なまじっかなことをして結果が悪くなること。また、そのさま。「下手な小細工をすると大事になりかねない」「下手に口出しはできない」
中途半端なこと。満足できるような程度でないこと。また、そのさま。「彼の蔵書は下手な図書館の比ではない」「下手な画家顔負けの絵」
[派生]へたさ[名]

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精選版 日本国語大辞典

くだり‐て【下手】
〘名〙 細工の劣るもの。安価な下等品。安物。
※浮世草子・好色五人女(1686)二「くだり手のかたし目貫」

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げ‐しゅ【下手】
〘名〙
① (━する) 物事にみずから手をくだすこと。
※律(718)賊盗「若群党共殺。止移下手者及頭首之人
※山王絵詞(1310頃)八「此訴人は、汝十三歳の時、備前の国に在し時、とらへし所の魚類也。まさしく下手せすといへとも、漁人にともなひし故に、訴申所也云云」
② (━する) 物事に手をつけること。着手。
※米欧回覧実記(1877)〈久米邦武〉二「空によりて意想を回し、大略慮至れば、直に工業に下手し」
③ 身分などの低い人。人の下についている人。下輩。下種(げす)
※左経記‐長元四年(1031)正月二八日「宣孝朝臣、依彼国住僧道覚之下手、公家有召」

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した‐て【下手】
〘名〙 (「したで」とも)
① 下の方。特に、風下、川下などをさしていう。⇔上手(うわて)
※平家(13C前)四「つよき馬をばうは手にたてよ、よはき馬をばした手になせ」
※西園寺鷹百首(14C後‐15C前か)「した手よりよこさまに立まはる鳥そかひに鷹ぞよりて空とる」
② 他より劣ること。また特に、下の地位、または、その地位にあるもの。主従関係において従う方のもの。下位。下輩。
※千五百番歌合(1202‐03頃)一三二二番「それもかたみの有明の月にならべばしたてにやなり侍らん」
※太平記(14C後)六「元来其の心闊如として、人の下風(シタテ)に立ん事を思はざりければ」
③ 犬追物で、自分の馬の後に立った射手。⇔上手。〔犬追物付紙日記(1460‐66頃か)〕
④ 相撲で、相手の差し手の下から相手のまわしを取ること。また、その手。⇔上手。〔無刊記刊本碧巌鈔(1620‐40頃)〕
⑤ (形動) (「したで」の形で用いられることが多い) 人にへりくだるような態度をとること。また、そのさま。→したてに出る
※いさなとり(1891)〈幸田露伴〉三四「和(やさ)しく下手(シタデ)に涙で口説かば万一は折れもすべきに」
⑥ 特に、囲碁や将棋の対局者で、段位、級位の下の者。また、技量の劣る者。〔モダン新用語辞典(1931)〕

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しも‐て【下手】
〘名〙 (「て」は方向・方面の意) したの方。下(しも)の方。⇔上手(かみて)
① 川の流れていく方。下流。〔和英語林集成(再版)(1872)〕
② 劇場の舞台の、客席から見て左側の部分。しもざ。
※歌舞伎・四天王楓江戸粧(1804)三立「この時下座にて人音するゆゑ、下手(シモテ)の方へ小隠れする」
③ 部屋などで、地位の低い人のすわる方。
※露団々(1889)〈幸田露伴〉一九「知県公庁の広間に着坐すれば〈略〉警吏は元龍唐狛を下手(シモテ)の左に吟蜩子を右に引きすゑて」
④ 魚網の引綱の右の方。
※袖中抄(1185‐87頃)二〇「よわくひけば、かみてしもての綱ゆるびてわろければ」

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へた【下手】
〘名〙 (形動) (「はた(端)」あるいは「へた(端)」の変化したもので、奥深くないの意からか)
① 物事に巧みでないこと。拙劣であること。劣ること。手ぎわの悪いこと。また、そのさまや人。
※連理秘抄(1349)「取るまじき所を取り、捨つまじき所を捨つるはへた也」
② なまじっかなことをして結果が悪くなること。また、そのさま。
※滑稽本・浮世風呂(1809‐13)四「額の汗を下手(ヘタ)に拭と、色男の面が藍隈になる」
※二つの話(1946)〈井伏鱒二〉「へたして、小者どもにたかられるな」
③ 身分が卑しいこと。また、性質や行状のよくないこと。また、そのさまや人。
※袖中抄(1185‐87頃)二「わろき身を、へたとも云也」

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