@niftyトップ

辞書、事典、用語解説などを検索できる無料サービスです。

下絵【シタエ】

デジタル大辞泉

した‐え〔‐ヱ〕【下絵】
下がきの絵。
刺繍(ししゅう)・染め模様などの図柄を生地や紙にかいたもの。
詩文などを書くためのなどにあらかじめ描かれた

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典 第2版

したえ【下絵】

出典:株式会社平凡社
Copyright (c) Heibonsha Limited, Publishers, Tokyo. All rights reserved.

大辞林 第三版

したえ【下絵】
絵を描くための下描きの絵。下図。 -を描く
染色・刺繡ししゆうなどで、布に書く輪郭など。
色紙しきしなどに、あらかじめ描かれた絵。

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)

下絵
したえ
完成画(本絵(ほんえ))を描く前の準備段階で、構想をまとめるためにつくる図。初めに小さな画面に画想の大略を表して構図化するのが普通で、これを小下絵(こじたえ)とよぶ。次にこれを基に本絵の大きさに拡大し、細部まで整えて下絵(または下図)をこしらえる。日本画の場合はこの下絵に紙や絹を重ね、敷き写して本絵の構図を決めるが、敷き写しのできない壁画や板絵などでは念紙を用いる。また、先のとがったもので下絵の上から傷をつけて下に写す釘(くぎ)彫りや、重ねた紙に針で線をなぞって写し取り、上から白い粉をはたき点線で記す法もある。
 西洋画ではエチュード、エスキス、エボーシュ、デッサンなどの語をあててよぶが、本絵と同寸大の下絵にカルトン、フレスコではシノピアなど、用語も多様である。油絵の場合、スケッチを小下絵にしてカンバスに直接下絵を施し、その上に絵の具を塗り重ねて本絵をつくる。
 また染織の場合の下絵は、青花(ツユクサ)汁など、水染で脱色可能なもので描く方法が古くから用いられた。[村重 寧]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

精選版 日本国語大辞典

した‐え ‥ヱ【下絵】
〘名〙
① 絵を描くための下書き。したがきの絵。
※正治初度百首(1200)春「花さかでまだ色どらぬ梢こそ春の霞の下絵なりけれ〈源通親〉」
※即興詩人(1901)〈森鴎外訳〉猶太をとめ「仰塵(てんじゃう)にはかの大匠の下画によりて、門人等が為上げたりといふ聖経の図あり」
② 紙・絹・綾などに描かれた絵。その上に詩歌や文などを書く。
※源氏(1001‐14頃)若菜上「御屏風四帖に、うちの、御手書かせ給へる、唐綾のうす緂に、したゑのさまなど、おろかならんやは」
※たまきはる(1219)「をり物の五こそで、いつへのうちばかま、でいにてしたゑしたり」
③ 刺繍(ししゅう)などをするときの布地に描く絵。
[語誌]②は、あくまでも書をひきたたせるための装飾であり、書との適合に重点が置かれ、書くべき内容の主題や趣意に沿ったものが要求された。古筆の古い遺品としては、一〇世紀の伝小野道風筆「下絵万葉集抄切」、伝藤原佐理筆「綾地切」、小野道風筆「絹地切」があり、近世初頭では、俵屋宗達の斬新な画風による下絵と本阿彌光悦の書とは、絶妙の調和を見せた。

出典:精選版 日本国語大辞典
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

下絵
したえ
カルトン」のページをご覧ください

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

下絵」の用語解説はコトバンクが提供しています。

下絵の関連情報

他サービスで検索

(C)The Asahi Shimbun Company /VOYAGE MARKETING, Inc. All rights reserved.
No reproduction or republication without written permission.

アット・ニフティトップページへ アット・ニフティ会員に登録

ウェブサイトの利用について | 個人情報保護ポリシー
©NIFTY Corporation