@niftyトップ

辞書、事典、用語解説などを検索できる無料サービスです。

不輸租田【ふゆそでん】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

不輸租田
ふゆそでん
律令制時代,国家に納入すべき田租を免除された田地のこと。寺田神田職田などがこれにあたり,やがて位田功田なども不輸租化した。平安時代に入り,荘園の成長に伴ってまず寺社領荘園,次いで一般貴族の荘園がこの特権を獲得するにいたった。すなわち荘園領主は田租の徴収権を国家から委譲されたこととなり,この特権は日本の荘園の特徴の一つといえる (中国,の荘園は不輸租ではない) 。 (→不輸・不入 )  

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉

ふゆそ‐でん【不輸租田】
律令制で、田租を免除された田。寺田神田職田(しきでん)など。→輸租田

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典 第2版

ふゆそでん【不輸租田】

出典:株式会社平凡社
Copyright (c) Heibonsha Limited, Publishers, Tokyo. All rights reserved.

日本大百科全書(ニッポニカ)

不輸租田
ふゆそでん

律令(りつりょう)制下で田租を免除し、その分を給主の得分とされた水田。耕作農民が免租されたわけではない。輸租田に対する。官田、神田、寺田などが属する。田租のかわりに地子(じし)を納める輸地子田を含めることもある。

[竹内理三]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

精選版 日本国語大辞典

ふゆそ‐でん【不輸租田】
〘名〙 令制で、田租を国家に納めていない田地。耕作者は田租に相当する米穀を上納するが、それは特定の公的な目的に使われる。神田・寺田・公廨田・勅旨田などの類。
※正倉院文書‐天平七年(735)相摸国封戸租交易帳「不輸租田壱仟弐伯肆拾肆町参段壱伯陸拾壱歩」

出典:精選版 日本国語大辞典
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

旺文社日本史事典 三訂版

不輸租田
ふゆそでん
律令制において田租を免除された田
神田・寺田・職田・勅旨田国司公廨田 (くがいでん) などがこれにあたり,寺社の用途料や官人の俸禄の一部とされた。のちには本来輸租田である位田・功田・墾田なども不輸租田となり,荘園が,これをもとにしだいに成立した。

出典:旺文社日本史事典 三訂版
執筆者一覧(50音順)
金澤利明 竹内秀一 藤野雅己 牧内利之 真中幹夫
 
Copyright Obunsha Co.,Ltd. All Rights Reserved.
それぞれの項目は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

不輸租田」の用語解説はコトバンクが提供しています。

不輸租田の関連情報

他サービスで検索

(C)The Asahi Shimbun Company /VOYAGE MARKETING, Inc. All rights reserved.
No reproduction or republication without written permission.

アット・ニフティトップページへ アット・ニフティ会員に登録

ウェブサイトの利用について | 個人情報保護ポリシー
©NIFTY Corporation