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世帯【せたい】

日本大百科全書(ニッポニカ)

世帯(せたい)
せたい
household
住居と生計をともにする人々からなる集団、もしくは生活単位。「しょたい」と読むこともある。世帯は普通、家族によって構成され、その意味において家族の概念と一致することも多いが、同居人、使用人といった家族成員以外の構成員を含むこともあり、反対に就職、就学などのために家庭を離れている他出家族成員のいる場合もあって、かならずしも一致するとは限らない。国勢調査の定義による「世帯」は、「普通世帯」と、寮・社会施設などの「準世帯」に分かれ、普通世帯はさらに親族世帯、非親族世帯、単独世帯に区分される。親族世帯とは「世帯員に世帯主の親族がいる世帯」をいい、非親族世帯とは「世帯員に世帯主の親族がいない世帯」をいう。また、単独世帯とは「一戸を構えて住んでいる単身者」をさす。
 国勢調査は調査の制約上から住戸単位の「世帯」を調査対象にしているので、調査結果から得られる統計値はそのまま家族の実態を示すものとはいえない。たとえば国勢調査では他出家族成員を把握することができないのであるが、それにかわる資料もないので、家族の統計値は基本的に国勢調査結果を利用して作成されている。たとえば核家族や核家族率に関する統計であるが、前者は、国勢調査の世帯統計により、親族世帯のうち「夫婦のみの世帯」「夫婦と未婚の子よりなる世帯」「父子世帯」「母子世帯」の四類型を合計して核家族世帯、すなわち統計上の核家族と定義している。また後者は、前者の数値を普通世帯の総数、もしくは親族世帯の総数で割った値を用いることが多い。核家族世帯と対比される直系家族世帯やその割合も、核家族世帯に準じる算出法で世帯統計が利用されている。次に、たとえば親元を離れて他人の家に止宿する下宿学生のような場合、家族としては一つという考え方から、親の世帯を「本拠世帯」、本人の止宿先を「分派世帯」とよぶことがある。[増田光吉・野々山久也]
『戸田貞三著『家族構成』(1970・新泉社) ▽大橋薫・増田光吉編『改訂 家族社会学』(1976・川島書店)』

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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