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世界銀行【せかいぎんこう】

知恵蔵

世界銀行
主に発展途上国の政府や民間企業に対して融資を行う公的な国際金融機関で、国際復興開発銀行(IBRD : International Bank for Reconstruction and Development、1945年設立、185カ国加盟)、国際金融公社(IFC : International Finance Corporation、56年設立、179カ国加盟)、及び国際開発協会(IDA : International Development Association、60年設立、166カ国加盟)の総称。これに国際投資紛争調停機関(ICSID : International Centre for Settlement of Investment Disputes、66年設立、144カ国加盟)と多国間投資保証機関(MIGA:Multilateral Investment Guarantee Agency、88年設立、171カ国加盟)を加えて世界銀行グループと呼ぶ(加盟国数は2007年8月末現在)。IBRDは、比較的所得水準の高い発展途上国の政府に市場金利で、IDAは、後発発展途上国(LDC)の政府に無利子で長期間の融資を行う。IDAから融資を受けられる適格国は、アフリカ諸国を中心とする81カ国(07年8月末現在)。IFCは、発展途上国の民間企業に政府の保証なしで市場金利で融資を行う。ICSIDは、外国投資家と債務国との間の紛争を調停し、MIGAは、非商業的リスクによって生じた投資家の損失を補償する。ICSIDを除く4機関の理事会(いずれも24カ国で構成)における融資先などの決定は、加盟国の拠出金額に応じた投票権の行使によって行われるが、米国が最大の投票権保持国で、各々13〜24%、次いで日本が4〜10%を保有している(07年7月末現在)。
(室井義雄 専修大学教授 / 2008年)

出典:(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」

朝日新聞掲載「キーワード」

世界銀行
1945年に設立された国際復興開発銀行や、60年に設立された国際開発協会など五つの組織が集まってできている。本部ワシントン。おもに途上国のインフラ開発などを支えるため、必要なお金を貸し出すのが役割。総裁任期は5年で再任もできるが、ゼーリック氏は1期で退任することを2月15日に表明した。
(2012-03-07 朝日新聞 朝刊 1経済)

出典:朝日新聞掲載「キーワード」

デジタル大辞泉

せかい‐ぎんこう〔‐ギンカウ〕【世界銀行】
貧困の解消と持続的な成長の実現に向けて、途上国政府に融資・技術協力・政策助言を行う国際開発金融機関。一般に、IBRD(国際復興開発銀行)とIDA(国際開発協会)の2機関を指す。世銀WB(World Bank)。→世界銀行グループ

出典:小学館
監修:松村明
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編集協力:田中牧郎、曽根脩
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FX用語集

世界銀行
発展途上国の開発を支援する国際金融機関。また世界銀行は、途上国の異なる発展段階や多様な資金需要に応じるため、次の機関によりグループを構成しています。国際復興開発銀行(IBRD)、国際開発協会(IDA)、国際金融公社(IFC)、多数国間投資保証機関(MIGA)。

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世界大百科事典 第2版

せかいぎんこう【世界銀行 World Bank】
国際復興開発銀行International Bank for Reconstruction and Development(IBRD)の通称。世銀と略す。本部ワシントン。世界銀行は1944年7月アメリカのニューハンプシャー州ブレトン・ウッズにおいてIMF(国際通貨基金)とともに設立が決定され,その協定(ブレトン・ウッズ協定)は45年12月に発効,46年6月25日に業務を開始した。調印国のうちソ連を除くすべての国が最終的には加盟したが,キューバチェコスロバキアポーランド後日脱退した。

出典:株式会社平凡社
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大辞林 第三版

せかいぎんこう【世界銀行】
世界銀行グループのこと。

出典:三省堂
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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

世界銀行
せかいぎんこう
World Bank
国際連合加盟国の経済開発を推進するプロジェクトへの資金提供を目的とした国連傘下の国際機関。正式名称は世界銀行グループ World Bank Group。本部所在地はアメリカ合衆国のワシントンD.C.。発展途上国に対する財政援助の最大の資金源であるほか,技術支援や政策助言,債権国に代わって自由市場改革の実施の監督なども行なう。国際通貨基金 IMFや世界貿易機関 WTOとともに,途上国における経済政策の監督や公的制度の改革,および世界的なマクロ経済的課題の明確化において中心的役割を担う。
世界銀行グループは国際復興開発銀行 IBRD,国際開発協会 IDA,国際金融公社 IFC,多数国間投資保証機関 MIGA,投資紛争解決国際センター ICSIDの 5機関から構成される。IBRDは中所得国と信用力のある低所得国に対し,市場金利で融資を行なう。IDAは低所得国に対し,保健医療,教育,農村開発などの分野で無利子の長期融資,技術支援,政策助言を提供する。IFCは民間投資機関と連携し,途上国における事業への融資や融資保証,および株式による資金調達を行なう。MIGAは途上国における戦争などの非商業的リスクから生じる損失に対する融資保証と保険を外国投資機関に提供する。ICSIDは IBRDから独立して運営される機関で,外国投資機関と投資受け入れ国である途上国との間の投資紛争を仲裁または調停により解決することを任務とする。なお,一般に「世界銀行」という場合,IBRDと IDAの 2機関をさす。
世界銀行は,第2次世界大戦後の新たな国際経済体制の確立を目的として 1944年に開催された連合国通貨金融会議(→ブレトンウッズ協定)において設立され,1946年6月正式に業務を開始した。最初の融資は西ヨーロッパの戦後復興に向けて行なわれた。1950年代半ばからは,発展途上国における道路,水力発電ダム,上下水道設備,港湾,空港などのインフラストラクチャー開発プロジェクトへの投資資金の提供において主要な役割を果たした。1968年から 1981年まで世界銀行総裁を務めた元アメリカ合衆国国防長官のロバート・S.マクナマラの指揮のもと,世界銀行は「持続可能な開発」という概念を創案し,途上国における経済成長と環境保護の両立を試みた。この概念のもう一つの特徴は,富裕国と貧困国の間の所得格差を縮小する手段として,開発支援および外国投資による途上国への資本流入を用いたことである。世界銀行は融資活動を拡大し,多数の研究部門や政策部門を有する強大で権威ある政府間機関へと発展した。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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精選版 日本国語大辞典

せかい‐ぎんこう ‥ギンカウ【世界銀行】

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日本大百科全書(ニッポニカ)

世界銀行
せかいぎんこう

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旺文社世界史事典 三訂版

世界銀行
せかいぎんこう

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