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両替【りょうがえ】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

両替
りょうがえ
money exchange
種類の異なる通貨の交換行為。営業的商行為の一で,これをとする者は商人である。商法は銀行取引の一態様として規定しているが(502条8号),銀行法による銀行だけがこの取り引きを行ないうるというわけではない。(→外国為替及び外国貿易法

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉

りょう‐がえ〔リヤウがへ〕【両替】
[名](スル)
ある種の貨幣をそれと等しい額の他の種類の貨幣と交換すること。「千円札を両替する」「円をドルに両替する」
有価証券や物品などを現金と交換すること。「当たり馬券を両替する」

出典:小学館
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世界大百科事典 第2版

りょうがえ【両替】
元来は客が差し出した貨幣と客が望む他種の貨幣とを交換することをいう。また有価証券や米,特産品など他の物と貨幣を交換することや,両替制度の整備に伴いそれにかかわる当事者,すなわち両替屋を指す場合もある。したがって,広義には両替屋の業務内容をも含む。
【日本】
 戦国期に現れ江戸時代に隆盛した両替屋は,貨幣の交換,預金,貸出しを業とするとともに,その他諸種の手形発行も行った。中世における替銭屋(かえせんや∥かえぜにや),割符屋(さいふや)を系譜とし,それが整備・拡充されたともいわれている。

出典:株式会社平凡社
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大辞林 第三版

りょうがえ【両替】
スル
ある種の貨幣を他の種の貨幣と取り替えること。 円をドルに-する
有価証券や物品などを貨幣と取り替えること。

出典:三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)

両替
りょうがえ
各種の貨幣を交換し、また有価証券やその他の物品を貨幣と交換することも含めて両替という。この貨幣の交換業務や預金、貸付、手形業務などを営む商人を両替屋とよび、単に両替ともいう。わが国では、中世に替銭屋が出現し、替屋、割符(さいふ)屋、両替衆ともいわれ、両替や為替(かわせ)業務を行ってきた。江戸時代に入って両替業は発達し、江戸・大坂・京都の三都のほか主要な城下町や門前町、宿場町、港町などにおいてもその発展をみた。そのうち「天下の台所」と称された大坂では早くからその制度が整った。天王寺屋五兵衛は1628年(寛永5)に初めて両替屋を開業し、続いて小橋屋浄徳(じょうとく)、鍵屋(かぎや)六兵衛が加わり、鴻池善右衛門(こうのいけぜんえもん)も1656年(明暦2)に両替業を開始した。大坂の両替商は本両替、南両替、銭両替の3種類からなり、本両替の取締りを目的として1670年(寛文10)に十人両替の制度が設けられた。嘉永(かえい)期(1848~54)の記録によると、もっとも資力や信用のあった本両替は179名、それに次いだ南両替は544名、単に金銭の両替のみを業とした銭両替は617名となっていた。そのほかに入替(いれかえ)両替、遣来(やりくり)両替(米方両替)があり、商品や米切手などを担保として貸付を行った。
 江戸における両替商の成立は大坂よりも後れるが、1657~82年(明暦3~天和2)のころには本両替仲間30名くらいを数えた。代表的な江戸両替商の三井両替店が本両替となったのは1689年(元禄2)であった。江戸の両替商には、本両替のほかに銭両替があり、本両替は金銀両替・為替取組・金銀相場立て・上納金検査などを主要な業務としたのに対して、銭両替は五組・三組・番組・寺社方・仮組の五組に分かれて両替を主として行った。1854年(安政1)には、本両替4名、銭両替662名となっていた。京都の両替商は三井高房(たかふさ)が1726年(享保11)から33年にかけて著した『町人考見録』のなかで書いているように、江戸初期において豊臣(とよとみ)秀吉時代以来の多数の資力のある両替商がみられたが、享保(きょうほう)期(1716~36)のころになると倒産した場合が多くなり、京都と大坂の勢力交代の状況が明らかにされている。京都の両替商には本両替、小両替、新規小両替、銭屋などの種類があった。三都のほかに、主要な城下町や地方都市にも両替商が現れ、全国的な規模における金融のネットワークが形づくられていた。
 明治維新に際して、欧米の銀行制度がわが国に導入され、近代金融機関が設けられたが、その場合、江戸時代の両替商が銀行に転化したことも少なくなかった。[作道洋太郎]
『松好貞夫著『日本両替金融史論』(1932・文芸春秋社)』

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典

りょう‐がえ リャウがへ【両替】
〘名〙
① 金銀と銭など、ある種の貨幣を他の貨幣と取り替えること。また、それを業とする人や家。
※多聞院日記‐天正二〇年(1592)八月三〇日「両替・金借両方糺決して」
② ある物を金銭と交換すること。
※浮世草子・西鶴織留(1694)二「彼目貫を両がへして、買掛のかたへすこしづつ渡して」

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