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中井正一【ナカイマサカズ】

デジタル大辞泉

なかい‐まさかず〔なかゐ‐〕【中井正一】
[1900~1952]美学者。広島の生まれ。雑世界文化」を創刊反ファシズム運動を展開するが、治安維持法により検挙。第二次大戦後、国立国会図書館の初代副館長。作に「美学入門」「美と集団論理」「委員会の論理」など。

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デジタル版 日本人名大辞典+Plus

中井正一 なかい-まさかず
1900-1952 昭和時代の美学者。
明治33年2月14日生まれ。深田康算(やすかず)にまなぶ。昭和5年同人誌「美・批評」を創刊,10年同誌を「世界文化」と改題。反ファッショ人民戦線の動向などを紹介するとともに民衆の側にたっての理論活動をめざし,「委員会の論理」などを発表。11年週刊紙「土曜日」を発刊。12年治安維持法違反で母校京都帝大講師の職を追われた。23年国立国会図書館初代副館長。昭和27年5月18日死去。52歳。広島県出身。本名は浩。著作に「美学入門」「日本の美」など。
【格言など】「ああ,そうであったのか」それが人知の極致である(「芸術における媒介の問題」)

出典:講談社
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書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

世界大百科事典 第2版

なかいまさかず【中井正一】
1900‐52(明治33‐昭和27)
哲学者。広島県竹原町に生まれた。京都大学哲学科を卒業,講師となる。1930年に雑誌《美・批評》を創刊。33年に京都大学法学部教授滝川幸辰が文部大臣によってその自由主義思想のゆえにを免ぜられる事件(滝川事件)が起こり,こうしたファシズム危機に対抗するため,35年に《美・批評》を改題して月刊誌世界文化》とするにあたり,その中心となった。36年にはこれと並行して斎藤雷太郎の出していた《京都スタジオ通信》を《土曜日》と改題して月2回刊の文化通信とし,巻頭言を書いた。

出典:株式会社平凡社
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大辞林 第三版

なかいまさかず【中井正一】
1900~1952 哲学者。広島県生まれ。京大卒。「世界文化」誌を創刊、治安維持法により検挙。第二次大戦後、国会図書館副館長。著「美学入門」「委員会の論理」など。

出典:三省堂
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図書館情報学用語辞典

中井正一
1900(明治33)-1952(昭和27).広島県竹原市出身.美学者,国立国会図書館副館長.京都大学哲学科卒業後,戦前のファシズム的風潮に対抗して,久野収らとともに雑誌『世界文化』(1935-1937)と『土曜日』(1936-1937)を創刊するが,1937(昭和12)年,「治安維持法」違反で検挙.第二次大戦後,1945(昭和20)年に尾道市立図書館長,紆余曲折の末1948(昭和23)年に設置された国立国会図書館副館長に就任した.1949(昭和24)年6月から1952(昭和27)年5月,日本図書館協会理事長として,戦後混乱期の中にあった図書館界を結集,「図書館法」制定に尽力する.論文「委員会の論理」(1936),著書『美と集団の論理』(1962)などを執筆,また,機能主義的図書館論を展開した.

出典:図書館情報学用語辞典 第4版
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精選版 日本国語大辞典

なかい‐まさかず【中井正一】
美学者。広島県出身。本名、浩。京都帝国大学哲学科卒。昭和一〇年(一九三五)に月刊誌「世界文化」、翌年に雑誌「土曜日」を創刊したが、同一二年、治安維持法違反により検挙。戦後、国立国会図書館副館長に就任。主著「美学入門」「委員会の論理」など。明治三三~昭和二七年(一九〇〇‐五二

出典:精選版 日本国語大辞典
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