●中原誠【なかはらまこと】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
中原誠
なかはらまこと
将棋棋士。 16世名人。高柳敏夫門下。 1970年8段に昇進。 72年第 31期名人戦で挑戦者となり,24歳の若さで大山康晴名人から名人位を奪う。 76年 16世永世名人の資格を得る。棋風は合理的で「自然流」と呼ばれる。
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デジタル大辞泉
なかはら‐まこと【中原誠】
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デジタル版 日本人名大辞典+Plus
中原誠 なかはら-まこと
昭和22年9月2日生まれ。昭和32年高柳敏夫に入門。40年4段,48年9段。47年名人位につき(通算15期),51年16世名人の資格をえる。53年五冠王。タイトル,優勝はあわせて80をこえ,大山康晴時代のあとに中原時代を画した。永世棋聖,永世十段,永世王位,名誉王座。棋風は「自然流」とよばれる。平成15年日本将棋連盟会長。21年引退。鳥取県出身。日大桜ケ丘高卒。
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日本大百科全書(ニッポニカ)
中原誠
なかはらまこと
(1947― )
将棋棋士。鳥取県気高(けたか)郡(現、鳥取市)に生まれ、宮城県塩竈(しおがま)市で育つ。5歳で将棋を覚え、1957年(昭和32)高柳敏夫八段に入門。1965年秋に四段、以後順調に昇段、1970年八段。1973年九段。1968年第12期「棋聖戦」で故山田道美(みちよし)九段から初のタイトルを獲得。1972年第31期「名人戦」で大山康晴(やすはる)名人を破り24歳で名人位につき以来連続9期、通算15期名人位にあり1976年に「十六世名人」の資格を得た。
1974~1976年、日本将棋連盟副会長、2003年(平成15)より2005年まで会長。タイトル獲得は名人、十段、王将、棋聖、王位、棋王、王座の合計64期。「中原自然流」とうたわれ、強さ、棋風の評価が高い。2008年紫綬褒章(しじゅほうしょう)受章。2009年2月引退。
[原田泰夫]
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