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中央党【ちゅうおうとう】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

中央党
ちゅうおうとう
Centerpartiet
スウェーデンの政党。 1922年2つの地方政党が合体して農民党として結成。 60年総選挙の際中央党と改称。農民をおもな支持基盤として,地方分権主義,都市と農民の所得均衡,国家・協同組合・私企業の3者対等競争を主張する中道政党。 76年9月総選挙では原発廃棄をおもなスローガンにして総選挙をリード,社会民主労働党政権を 44年ぶりに倒した。中央党党首フェルディン首班にした穏健党自由党,中央党の3党連合政権を樹立したが,2年で閣内不統一により崩壊。 79年総選挙でも善戦し,再びフェルディン首班の3党連合政権を形成したが,やはり2年で閣内不統一により崩壊。 82年選挙ではパルメ率いる社会民主労働党に政権を奪われた。 91年選挙で保守政党が9年ぶりに政権を獲得したが,穏健党,中央党,自由党,キリスト教民主党の4党連合政権でも過半数議席に達せず,政権運用の実質は社会民主労働党が掌握することになった。その後中央党は党勢を衰退させている。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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中央党
ちゅうおうとう
Zentrum
ドイツ第二帝政時代とワイマール共和国時代の保守政党。現在のキリスト教民主同盟前身で,カトリック教会利害を代表して 1870年に結成された。反プロシア的色彩をもち,カトリック教会の自由,ドイツの連邦的統一を主張し,ビスマルクとの間にいわゆる文化闘争を展開した。ワイマール時代には協調外交,ワイマール憲法擁護をスローガンに,いわゆるワイマール連合の中心的存在となった。しかしヒトラー政権成立とともに弾圧を受け,自発的解散を余儀なくされた。

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世界大百科事典 第2版

ちゅうおうとう【中央党 Das Zentrum】
ドイツの政党。ドイツ帝国成立直後の1871年3月に58名の帝国議員によって結成され,以後つねに帝国議会第1党もしくは第2党の勢力を有した。旧西ドイツのキリスト教民主・社会同盟(CDU/CSU)の前身である。その構成員の大多数はカトリックであるが,設立当初から少数ながらプロテスタントをも含み,またその綱領宗派の名をいっさい語らず宗教的自由の擁護をうたっている。ビスマルクが行ったカトリック弾圧政策に起因する文化闘争に際して,中央党はカトリックの抵抗の拠点となりカトリックの利益を擁護して活動したが,他方政府との和解の条件をめぐって教皇と対立しその意向を拒みさえした。

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日本大百科全書(ニッポニカ)

中央党
ちゅうおうとう
Zentrumsparteiドイツ語
ドイツのカトリック政党。プロテスタント系のプロイセンが主導するドイツ統一と近代化に直面したプロイセン議会などのカトリック系議員が、カトリック教会の擁護とカトリック系住民の利益を守るために1870/71年に創設した政党。文化闘争の過程で結束を強めた。世界観政党として国民のあらゆる階層を含み、選挙における変動が少なく安定していたため、第二帝政、ワイマール共和国期を通じて国会での政策決定や政府形成に中心的役割を担った。共和国末期には保守化し、1933年7月ナチス体制の下で解散した。[木村靖二]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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旺文社世界史事典 三訂版

中央党
ちゅうおうとう
Zentrumspartei
1870年,カトリック教会の立場を擁護するために結成されたドイツのカトリック政党
初めビスマルクと文化闘争を行ったが,のち政府と協調するに至った。同党地盤は南ドイツで,反プロイセンの立場から各地方民と結び,各地各階層の雑多な利益を代表する中間政党となった。ヴァイマル共和国時代はヴァイマル連合に属したが,1933年ナチス政権に弾圧されて解散した。現在のキリスト教民主同盟は同党右派の流れをくむ。

出典:旺文社世界史事典 三訂版
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