●中宮【ちゅうぐう】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
中宮
ちゅうぐう
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デジタル大辞泉
ちゅう‐ぐう【中宮】
2 皇后の御所。転じて皇后の別称。
3 皇后・皇太后・太皇太后の三后のこと。
4 平安中期以後、皇后以外で、皇后とほぼ同格の后(きさき)のこと。
5 一つの神社で複数の社があるとき、中ほどの位置に建てられた社。→上宮(じょうぐう) →下宮(げぐう)
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世界大百科事典 第2版
ちゅうぐう【中宮】
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ちゅうきゅう【中宮】
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日本大百科全書(ニッポニカ)
中宮
ちゅうぐう
皇后の居所の称。転じて皇后の別称となる。令(りょう)制では太皇太后宮、皇太后宮を加えた三后の称ともされたが、聖武(しょうむ)天皇の生母藤原宮子(みやこ)が皇太夫人としてとくに中宮職(しき)を付置され、中宮とよばれてからは、奈良時代、平安前期を通じて、もっぱら皇太夫人の称となった。しかし皇太夫人は醍醐(だいご)天皇の養母藤原温子(おんし)を最後として絶え、同天皇の皇后藤原穏子(おんし)には、令制どおり、太皇太后で崩ずるまで一貫して中宮職が奉事し、中宮ともよばれた。ついで一条(いちじょう)朝(986~1011)に二皇后併立の例が開かれるに及び、それぞれ皇后宮職と中宮職が付置され、皇后宮(略して皇后)、中宮と称して区別されたが、明治以後、中宮職の廃止とともに、中宮の称も廃絶した。
[橋本義彦]
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精選版 日本国語大辞典
ちゅう‐ぐう【中宮】
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なか‐の‐みや【中宮】
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旺文社日本史事典 三訂版
中宮
ちゅうぐう
一条天皇のとき,藤原定子と彰子の2人が皇后に立つことになったので彰子を中宮と称してから,皇后につぐ后をさすようになった。皇后と同じ資格・待遇を与えられた。
出典:旺文社日本史事典 三訂版
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