●中庸【ちゅうよう】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
中庸
ちゅうよう
mesotēs; mean
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中庸
ちゅうよう
Zhong-yong
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デジタル大辞泉
ちゅうよう【中庸】[書名]
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ちゅう‐よう【中庸】
1 かたよることなく、常に変わらないこと。過不足がなく調和がとれていること。また、そのさま。「
2 アリストテレスの倫理学で、徳の中心になる概念。過大と過小の両極端を悪徳とし、徳は正しい中間(中庸)を発見してこれを選ぶことにあるとした。
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世界大百科事典 第2版
ちゅうよう【中庸 zhōng yōng】
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ちゅうよう【中庸 Zhōng yōng】
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日本大百科全書(ニッポニカ)
中庸
ちゅうよう
もと『礼記(らいき)』の第31篇(ペん)。儒教の教理を述べた書。孔子の孫、子思(しし)の作ともいうが、後世の付加も多く、全篇の成立は秦(しん)代か漢代ごろとされる。古くから独立した一書としても重んじたが、朱熹(しゅき)(朱子)は、孔子門下に伝授された心法を子思が記録して孟子(もうし)に伝えた書とし、道統の継承の線上に位置づけ、四書の一つとして重んじ、旧来の分段を改めて33章に分け、自らの哲学に基づいて『中庸章句』を書いた。それによれば、中庸とは不偏不倚(ふき)、過不及のない平常の道理で、道理は天に基づいて人間に本性として賦与される。本性に従って存養省察して喜怒哀楽の中和を得れば、天地は順応し万物は生育し、人間と自然の統一調和が保たれる。この根本理念がさらに詳細に説明されるとみるのである。本性や存養のとらえ方には、後世には異論もみられたが、『中庸』が儒教教理の書として重んじられたことに変わりはない。
[佐野公治]
『宇野哲人訳注『中庸』(講談社学術文庫)』
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精選版 日本国語大辞典
ちゅう‐よう【中庸】
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旺文社世界史事典 三訂版
中庸
ちゅうよう
孔子の孫の子思 (しし) の作と伝えられる。『礼記 (らいき) 』の中の1編で,いわゆる中庸の道を説いているが,朱熹 (しゆき) が重視し,『大学』『論語』『孟子』とともに四書の1つとした。
出典:旺文社世界史事典 三訂版
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