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中男【チュウナン】

デジタル大辞泉

ちゅう‐なん【中男】
2番目のむすこ。次男。
「一の衣をば、我が―なる汝が弟に与へよ」〈今昔・二〇・三三〉
養老令で、17歳以上20歳以下の男子。大宝令では少丁(しょうてい)という。

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世界大百科事典 第2版

ちゅうなん【中男】

出典:株式会社平凡社
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日本大百科全書(ニッポニカ)

中男
ちゅうなん

養老令(ようろうりょう)では17歳以上20歳以下の人を中と称し、男性は中男と称したらしい。757年(天平勝宝9)4月には改制されて18歳以上21歳以下の男性を中男と称することになった。なお、大宝(たいほう)令では、中を少丁(しょうてい)・少女(しょうじょ)と称している。養老令で中という呼称を用いたのは唐令をまねたからである。もっとも、大宝令施行期間である717年(養老1)から養老令編纂(へんさん)とも関連して中男の用法が始まっており、757年の養老令施行時期までは少丁と中男とが併用されている。養老令では中男は正丁の調(ちょう)の4分の1、庸(よう)は免除しなかった。また717年以後は調の副物が廃止されるに際して、中男への調も廃止して、かわりに中男を役して納めさせる中男作物(さくもつ)という税目が成立した。中男作物の実例は正倉院宝物中の芥子(けし)布袋の墨書や平城宮出土の租税の荷札などにみえる。一般的傾向としては個人の納税責任者名が記されておらず国郡名しか記されていない場合が多い。あるいは集団的労働の収取であったからであろうか。

[鬼頭清明]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典

ちゅう‐なん【中男】
〘名〙
① なかのむすこ。二番目のむすこ。次男。
※今昔(1120頃か)二〇「一の衣をば我が中男也汝が弟に与よ」 〔易経‐説卦〕
② 養老令の年齢区分で、一七歳以上二〇歳以下の男子。天平宝字元年(七五七)一八歳以上二一歳以下に改めた。
※令義解(718)賦役「次丁二人。中男四人」

出典:精選版 日本国語大辞典
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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

中男
ちゅうなん
少丁」のページをご覧ください

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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旺文社日本史事典 三訂版

中男
ちゅうなん

出典:旺文社日本史事典 三訂版
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