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中耕【ちゅうこう】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

中耕
ちゅうこう
中打ちともいい,作物生長期間中に条間を起する作業のこと。その効果は土壌を膨軟にしての生長を助けるとともに,土壌を反転,細砕して風化作用を盛んにし,肥料成分を可給態に変えて作物の生育をよくする。除草追肥土寄などを同時に行い,それぞれの作業の効果を増進させるが,土壌の理化学的性質養分吸収に有利な状態になるため,作物の成熟期を遅らせ悪影響を及ぼすこともある。水稲は田植え後2週間前後,麦類は播種後 40~50日目に第1回目を行い,最後の中耕は水稲では8月上・中旬麦作では3月中旬に行う。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉

ちゅう‐こう〔‐カウ〕【中耕】
[名](スル)農作物の生育中に、その周囲の表土を浅く耕すこと。土壌の通気性などをよくし、作物の生育を促進させるために行う。

出典:小学館
監修:松村明
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編集協力:田中牧郎、曽根脩
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世界大百科事典 第2版

ちゅうこう【中耕 intertillage】
作物の生育中に,その間の土の表層を浅く耕耘する作業。中耕に対しては,(1)雑草を引き抜いて殺すこと,(2)固結しやすい土では表層を軟らかくして通気性を高めること,(3)傾斜地では土の透水性を高めて降雨時の土壌浸食を防ぐこと,など各種の効果が唱えられている。しかし,主要な効果は耕地の立地条件によって異なっており,日本のように夏季に温暖多湿な条件下では,雑草の防除が最大の目的となる。一般に中耕は集約的農業で実施されるもので,中耕の効果の著しくあらわれる作物は中耕作物,耨耕(じよつこう)作物などと呼ばれる。

出典:株式会社平凡社
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大辞林 第三版

ちゅうこう【中耕】
スル
作物の生育の途中で、畝を浅く耕すこと。空気の通りを良くし、地温を高め、根の呼吸や吸収を促すために行う。中打ち。

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

精選版 日本国語大辞典

ちゅう‐こう ‥カウ【中耕】
〘名〙 農作業の一つ。作物の生育中に、作条の間を浅く耕すこと。空気の流通を良くし、地温を高め、新根の発生を促し、根の吸収・呼吸作用を促進するとともに、肥料の分解をよくし吸収しやすい養分の増大をはかる。除草や病虫害の防除などの効果も大きい。
※稲熱病(1939)〈岩倉政治〉六「発病地は灌水を浅くし、中耕、除草の回数を増し、なるべく地温を高めるやうに工夫すること」

出典:精選版 日本国語大辞典
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