●中部ヨーロッパ【ちゅうぶヨーロッパ】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
中部ヨーロッパ
ちゅうぶヨーロッパ
第2次世界大戦前によく使われた概念で,東欧情勢の激変とともに,政治的区分としての意味を失った東欧概念に代って浮上した。地理的に中部ヨーロッパとはドイツ,オーストリアを中心として,ポーランド,チェコ,スロバキア,ハンガリーをさす。歴史的にはオーストリア=ハプスブルク帝国の範囲にあたり,カトリック文化圏という連帯意識があり,ドイツの文化的・経済的影響力の強かった地域である。
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日本大百科全書(ニッポニカ)
中部ヨーロッパ
ちゅうぶよーろっぱ
→中欧
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