@niftyトップ

辞書、事典、用語解説などを検索できる無料サービスです。

中陰【ちゅういん】

葬儀辞典

中陰
仏教において、死んで次の生を得る間の四十九日間を、中と考えます。四十九日を満中陰といいます。=中有(ちゅうう)

出典:葬儀ベストネット
Copyright Interlink. All Rights Reserved.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、内容は地域・宗派によって異なる場合があります。

世界大百科事典 第2版

ちゅういん【中陰】
死後49日の間をいい,この間に死者は死の国へ行くという。四十九日ともいう。この期間,7日ごとに墓参りをし塔婆を建てる風がある。さらには埋葬した死骸の変わりない様子を知るために,毎朝未明に新墓へ息子が参ったり(京都府舞鶴),水祭といって49日まで,毎日夕方墓地へ米と水を持って行ったりする(対馬阿連)。とくに対馬ではヤマアガリといい,野辺に喪屋を作ってここに住み,中陰中にへ帰ることが禁じられた。これらは奈良時代末期から平安時代初期にかけて律令政府から積極的に推進された3年間の墓守りの風習のなごりで,朝鮮から伝来の風習である。

出典:株式会社平凡社
Copyright (c) Heibonsha Limited, Publishers, Tokyo. All rights reserved.

大辞林 第三版

ちゅういん【中陰】

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)

中陰
ちゅういん
死んでから次の生を受けるまでの中間期における存在。サンスクリット語アンタラー・ババantar-bhavaの訳。中有(ちゅうう)とも訳す。陰(いん)も有(う)も存在の意。仏教では輪廻(りんね)の思想に関連して、生物の存在様式の一サイクルを四段階(四有(しう))に分ける。すなわち、中有、生有(しょうう)、本有(ほんぬ)、死有(しう)であり、このうち生有はいわば受精の瞬間、死有は死の瞬間であり、本有はいわゆる一生、中有は死有と生有の中間の存在である。中有は7日刻みに七段階に分かれ、各段階の最終時に生有に至る機会があり、遅くとも七七日(四十九日(しじゅうくにち))までにはすべての生物が生有に至るとされている。遺族はこの間、7日ごとに供養を行い、四十九日目には満中陰(まんちゅういん)の法事を行う。四十九日という時間は、死体の腐敗しきる期間に関連するとみられる。[定方 晟]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

精選版 日本国語大辞典

ちゅう‐いん【中陰】
〘名〙 仏語。
※往生要集(984‐985)大文一「彼人震怒。遂見殺害。受中陰身
② 人の死後四九日間の称。人は死後七日を一期としてまた生を受けるという。極悪・極善の者は死後直ちに次の生を受けるが、それ以外の者は、もし七日の終わりにまだ生縁を得なければさらに七日、第二七日の終わりに生を受ける。このようにして最も長い者は第七期に至り、第七期の終わりには必ずどこかに生ずるという。
※日本紀略‐応和四年(964)六月一六日「前中宮職於東院中陰法事
※高野本平家(13C前)三「され共、中府が中陰(チウイン)に八幡の御幸あって御遊ありき。御歎の色、一事も是をみず」
③ 人の死後四九日目にあたる日。七七日。
※米沢本沙石集(1283)一〇本「遺言に、処分状は中陰(チウイン)すぎて開く可き由、云置てければ」

出典:精選版 日本国語大辞典
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉

ちゅう‐いん【中陰】

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

中陰
ちゅういん
中有」のページをご覧ください

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

中陰」の用語解説はコトバンクが提供しています。

中陰の関連情報

他サービスで検索

(C)The Asahi Shimbun Company /VOYAGE MARKETING, Inc. All rights reserved.
No reproduction or republication without written permission.

アット・ニフティトップページへ アット・ニフティ会員に登録

ウェブサイトの利用について | 個人情報保護ポリシー
©NIFTY Corporation