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久能山【くのうざん】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

久能山
くのうざん
静岡県中部,静岡市南部有度山丘陵の南縁久能礫層からなる標高 216mの山。国指定史跡。南は急崖をもって駿河湾に臨み,北は屏風谷を隔てて日本平 (国指定名勝) に接する。南側の急傾斜地では,石垣いちご栽培が盛んに行なわれている。頂上には久能山東照宮 (国指定重要文化財) があり,つづら折りの石段による参道があるが,現在は日本平からロープウェーが通じている。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉

くのう‐ざん【久能山】
静岡市東部、有度(うど)山の南麓の一山。標高216メートル。山頂徳川家康を祭る東照宮がある。南斜面は石垣イチゴ栽培地。

出典:小学館
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世界大百科事典 第2版

くのうざん【久能山】
静岡県静岡市南東部,有度(うど)丘陵中の一峰。標高216m。徳川家康ゆかりの久能山東照宮の造営された山としても有名で,北側の日本平山頂からのロープウェーにより,久能山下から十七曲りの石段をのぼって山頂に達する。久能山礫(れき)層の浸食による急崖に囲まれた孤峰にあるために要害の地であり,古くは久能寺,久能山城も構築された。南側は有度浜に面する斜面で,石垣イチゴの産地である。【北川 光雄】

出典:株式会社平凡社
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大辞林 第三版

くのうざん【久能山】
静岡市南東部、有度うど山の南麓にある山。山上に徳川家康をまつる東照宮がある。南斜面で石垣イチゴを栽培。

出典:三省堂
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国指定史跡ガイド

くのうざん【久能山】

静岡県静岡市駿河区根古屋ほかにある寺院跡。市の東部、駿河湾を見下ろす標高216mの有度(うど)丘陵に位置し、長い年月をかけた浸食作用によって岩の堅い部分だけが残り、現在のように孤立した山となった。南面は急な崖で駿河湾に接して東西両面は峡谷であり、北方は屏風岩により日本平の高地と隔てられている。推古天皇(在位592~628年)のころに久能忠仁(ただひと)が久能寺を建立し、奈良時代の行基をはじめ、静岡茶の始祖といわれる鎌倉時代の円爾(えんに)(聖一国師)など多くの名僧が往来して隆盛をきわめた。しかし、1568年(永禄11)に武田信玄が駿河に侵攻すると、地勢の険しさに着目して寺を北矢部(静岡市清水区)に移し(現在の鉄舟寺(てっしゅうじ))、この要害の地に久能城を築いた。武田氏の滅亡後、城は徳川氏が引き継ぎ、1616年(元和2)に家康が死去すると遺命によって久能山東照宮に葬られた。翌年には東照大権現の神号を賜り、のちに改葬されて日光に移ったが、以後、祭祀は日光東照宮とともに行われるようになった。このように著名な久能寺の旧跡で、築城史上の好例であり、また家康の最初の葬地である東照宮の鎮座地として歴史上価値があることから、1959年(昭和34)に国の史跡に指定された。JR東海道新幹線ほか静岡駅からしずてつジャストラインバス「久能山下」下車、徒歩約20分。

出典:講談社
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日本大百科全書(ニッポニカ)

久能山
くのうざん
静岡県静岡市にある有度山(うどやま)(307メートル)の南側の一部で、独立した山頂をもつ山。標高216メートル。国指定史跡。有度丘陵をつくる久能山礫層(れきそう)は、侵食に対して急崖(きゅうがい)をつくりやすい性質をもち、久能山も急な崖(がけ)で囲まれた峰である。有度浜の久能山下から十七曲、1159段の石段を上るか、日本平からロープウェーで屏風(びょうぶ)谷を越えて達することができる。南斜面の石段、石垣、石の桟道(さんどう)などの美しい構築は有名で、斜面の下部は石垣イチゴの産地。山頂には徳川家康を祀(まつ)る久能山東照宮があり、本殿、石の間、拝殿は国宝。日本平、登呂(とろ)遺跡、三保松原(みほのまつばら)などとともに観光地をなしている。[北川光雄]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典

くのう‐ざん【久能山】
[一] 静岡市駿河区の南東端にある山。有度(うど)山丘陵の残丘。久能山東照宮があり、石垣イチゴが栽培される。補陀落(ふだらく)山。

出典:精選版 日本国語大辞典
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旺文社日本史事典 三訂版

久能山
くのうざん
静岡市南部,有度 (うど) 山塊南端の山。徳川家康を祭る東照宮が山頂にある
古くは武田信玄により久能城が築かれたこともある。1616年家康が死ぬと,遺命により久能山上に葬り,翌年日光に改葬。その後廟所 (びようしよ) として東照宮が建てられ,諸大名尊崇を集めた。

出典:旺文社日本史事典 三訂版
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