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九重【キュウチョウ】

デジタル大辞泉

きゅう‐ちょう〔キウ‐〕【九重】
いくえにも重なること。「錦衣九重
宮中宮廷。ここのえ。

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
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ここの‐え〔‐へ〕【九重】
物が九つ、または、いくつも重なっていること。また、その重なり。
「―に霞隔てば」〈・真木柱〉
《昔、中国の王城は門を九重につくったところから》宮中。禁中。
「みづからは―の内に生ひ出で侍りて」〈・少女〉
宮中のある所。帝都。
「鄙(ひな)の都路隔て来て、―の春に急がん」〈謡・田村

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デジタル大辞泉プラス

九重
宮城県仙台市、九重本舗玉澤が製造・販売する銘菓。あられ球の柚子ぶどう風味をつけた糖衣を絡めたもので、や水を注いで飲む。

出典:小学館
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大辞林 第三版

きゅうちょう【九重】
いくえにもかさなっていること。
天子の住む所。宮中。ここのえ。

出典:三省堂
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くじゅう【九重】
九段階からなること。九層に重なっていること。
幾重にも重なっていること。
内裏。皇居。 -の宮の内に遊戯ゆげし給ふこと/栄花 本の雫

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ここのえ【九重】
物が九つ重なっていること。また、物が幾重にも重なっていること。 -の花のうてなを定めずは/拾遺愚草
(昔、中国で王城の門を幾重にも造ったことから)
皇居。宮中。 -の内の灯火をかい消ちたるやうにもあり/栄花 月の宴
皇居のある所。都。夜中に-の内を紛れ出でて/平家 3

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ここのえ【九重】
大分県西部、玖珠くす郡の町。玖珠川上流に位置。温泉が多く、大岳温泉には地熱発電所がある。

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日本大百科全書(ニッポニカ)

九重
ここのえ
宮城県仙台市の名菓。香煎(こうせん)の一種であるが、掛け物の部類にも入る。餅(もち)を麻の実大に刻み、ユズ、ブドウ、挽茶(ひきちゃ)の入った糖蜜(とうみつ)を煎(い)りながらまぶす作業を繰り返す。これをカップに適宜入れて熱湯を注ぎ、粒状の餅が浮き上がったところで飲料とする。同種の菓子に、新潟県の柚香理(ゆかり)がある。いずれも原料は、やせ田の早生糯米(わせもちごめ)を最上とする。[沢 史生]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典

きゅう‐じゅう キウヂュウ【九重】
〘名〙
① 内裏の九つの門。九門。
※日葡辞書(1603‐04)「Qiǔgiǔ(キュウヂュウ)。すなわち、キュウモン」
② 内裏。ここのえ。
※金刀比羅本保元(1220頃か)下「九重(キウヂウの)花洛を出、千里の異域に移らせ給ふ」

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きゅう‐ちょう キウ‥【九重】
〘名〙
① いくえにも重なること。また、いくえにも重ねること。
※続日本紀‐神亀四年(727)二月甲子「身隔九重、多未詳委
※太平記(14C後)二六「神陵三月の火九重(キウテウ)の雲を焦し」
② 宮中。宮廷。九重の天。ここのえ。
※菅家文草(900頃)二・九月九日侍宴「九重逢九日、三斝酔」 〔楚辞‐九弁〕

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く‐じゅう ‥ヂュウ【九重】
〘名〙
① 九層であること。また、幾層も重なり合っていること。きゅうちょう。
※中院本平家(13C前)一二「赤県のうち、白川のほとり、六勝寺、九ちうの塔よりはじめて〈略〉全きは一宇もなかりけり」
② ここのえ。内裏。きゅうちょう。きゅうじゅう。
※栄花(1028‐92頃)もとのしづく「九重(くヂウ)の宮の内に遊戯(ゆげ)し給こと、忉利天女の快楽(けらく)を受けて」

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ここの‐え ‥へ【九重】
〘名〙
① 九つ重なっていること。物が幾重にも重なること。また、そのかさなり。
② (昔、中国の王城の門が九つ重なっていたところから) 天子の住居を囲む門や塀、また住居そのもの。宮中。禁中。皇居。和歌においては文字通り「九つ重なっていること」の意を掛けて用いることが多い。
※続日本後紀‐嘉祥二年(849)三月庚辰「長歌詞曰〈略〉乱糸の 乱て有れど 九重の 御垣之下に 常世鴈 率連て 狭牡鹿の 膝折反し」
※栄花(1028‐92頃)紫野「稚(おさな)くより内にのみおはしまし、ここのへの隔(へだて)多かりしに」
※詞花(1151頃)春・二九「いにしへのならのみやこのやへざくらけふここのへににほひぬるかな〈伊勢大輔〉」
③ 皇居のあるところ。みやこ。帝都。また、枕詞のように「都」にかけて用いることもある。
※平家(13C前)四「九えの宮こをいでて、八への塩路をわきもって参らせ給ふ」
※太平記(14C後)二〇「八幡の官軍に力を付け、九重(ココノエ)の凶徒を亡すべき道たるべく候」
④ (禁中の人の意から) 公家。
※浮世草子・浮世栄花一代男(1693)二「八声の鶏九重(ココノエ)の奥様」
⑤ (昔、貴人が用いたところから) 御召縮緬(おめしちりめん)のこと。
※浮世草子・武道伝来記(1687)一「壱歩五十肌着の衣裏(ゑり)に縫こみ九重(ここのエ)の守袋を掛させて」
⑥ 宮城県仙台市の名物の菓子。糯米(もちごめ)粉で製した香煎(こうせん)のまわりに砂糖をからめたものに熱湯を加えて飲料とする。明治天皇の行幸を記念するため、仙台の菓子商が作って命名したもの。
⑦ 香木の名。分類は伽羅(きゃら)。百二十種名香の一つ。

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ここの‐かさね【九重】
〘名〙 (「九重」の訓読み)
① 宮中。ここのえ。
※古今(905‐914)雑体・一〇〇三「ここのかさねの なかにては あらしのかぜも きかざりき〈壬生忠岑〉」
② 都。ここのえ。
※文明九年石清水社法楽百首(1477)「雲はるるここのかさねの秋の空月に嵐のこゑもきこえず〈藤原実興〉」

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