●事務機械【じむきかい】
世界大百科事典 第2版
じむきかい【事務機械】
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日本大百科全書(ニッポニカ)
事務機械
じむきかい
企業、官庁などで、事務処理を効率的に行うために用いる機械類の総称。事務機器は、『工業統計表』の分類では、一般機械器具に含まれていて、その内訳は計算機械(電子式卓上計算機など)、静電間接式複写機、デジタル式複写機、フルカラー複写機、金銭登録機(レジスター)、ワードプロセッサー、その他(タイプライター、タイムレコーダー、オフセット印刷機、シュレッダーなど)となっている。オフィスオートメーション(OA)に不可欠な、オフィスコンピュータ、パーソナルコンピュータ、ファクシミリは、『工業統計表』においては情報通信機械器具に分類されている。ビジネス機械・情報システム産業協会の調査による事務機器の出荷額は、国内・海外生産あわせて総計約1兆9930億円(2007年)、もっとも出荷額の多い機器は複写機(複合機を含む)で、1兆590億円となっている。
[編集部]
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