●二人椀久【ににんわんきゅう】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
二人椀久
ににんわんきゅう
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デジタル大辞泉
ににんわんきゅう〔ニニンワンキウ〕【二人椀久】
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日本大百科全書(ニッポニカ)
二人椀久
ににんわんきゅう
歌舞伎(かぶき)舞踊。長唄(ながうた)。本名題(なだい)『其面影(そのおもかげ)二人椀久』。作詞者不詳。初世錦屋(にしきや)金蔵作曲。1774年(安永3)5月、江戸・市村座で8世市村羽左衛門(うざえもん)の追善演目として、9世羽左衛門の椀久、瀬川富三郎(3世菊之丞(きくのじょう))の松山(まつやま)で初演。大坂の豪商椀屋久兵衛の逸話に取材。傾城(けいせい)松山との仲を裂かれ、心狂った椀久が放浪のうちに松山の幻と出会い、昔の廓話(くるわばなし)をするという内容。題名は、旧来の振付けに松山が椀久の羽織を着て踊るところがあったのに由来するが、近年は新しい振付けが多く行われ、たいてい椀久が松山の裲襠(うちかけ)を着て踊るようになっている。
[松井俊諭]
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精選版 日本国語大辞典
ににんわんきゅう ニニンワンキウ【二人椀久】
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歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典
二人椀久
〔長唄〕
ににんわんきゅう
- 初演
- 享保19.11(江戸・市村座)
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二人椀久
(通称)
ににんわんきゅう
- 元の外題
- 其面影二人椀久
- 初演
- 安永3.1(江戸・市村座(八代目市村羽左衛門十三回忌追善興行))
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