●五常【ごじょう】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
五常
ごじょう
Wu-chang
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デジタル大辞泉
ご‐じょう〔‐ジヤウ〕【五常】
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世界大百科事典 第2版
ごじょう【五常 Wǔ cháng】
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日本大百科全書(ニッポニカ)
五常
ごじょう
五行(ごこう)ともいい、儒教において恒常不変の道とされる、仁義礼智(ち)信の五つの徳。別に五倫・五教などをさすことがあるが、前漢の董仲舒(とうちゅうじょ)が王者の修めるべき「五常の道」としてこの五徳を唱えてから、五倫とともに儒教倫理説を代表するものとなった。これより先、孔子(こうし)(孔丘)は、諸徳を包摂する最高の徳として仁を説き、孟子(もうし)(孟軻(もうか))は仁義を強調し、さらに礼智をあわせた四徳四端を唱えて性善説を展開したが、董仲舒は五行(ごぎょう)思想に基づいてこれに信を加えたのである。なお、中国仏教では、五戒をこれに配して五常ともよび、不殺生戒は仁、不偸盗(ふちゅうとう)戒は義、不邪婬(ふじゃいん)戒は礼、不飲酒戒は智、不妄語(ふもうご)戒は信とし、これを実行することが大孝であると説いている。
[廣常人世]
『赤塚忠他編『中国文化叢書2 思想概論』(1968・大修館書店)』▽『宇野精一著『儒教思想』(1984・講談社学術文庫)』
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精選版 日本国語大辞典
ご‐じょう ‥ジャウ【五常】
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