●五蘊【ごうん】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
五蘊
ごうん
pañca-skandhā
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デジタル大辞泉
ご‐うん【五×蘊】
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世界大百科事典 第2版
ごうん【五蘊】
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日本大百科全書(ニッポニカ)
五蘊
ごうん
仏教用語。五陰(おん)ともいう。「蘊」は集まりの意味で、サンスクリット語のスカンダskandhaの訳。仏教では、いっさいの存在を五つのものの集まりと解釈し、その五つも、やはりそれぞれ集まりからなる、とする。五つとは、色(しき)蘊(対象を構成している感覚的・物質的なものの総称)、以下は主体の意識において、受蘊(なんらかの印象を受け入れること)、想蘊(イメージをつくる表象作用)、行蘊(ぎょううん)(能動性をいい、潜在的にあり働く)、識蘊(具体的に対象をそれぞれ区別して認識する働き)をいう。このように、いっさいを、色―客観的なもの、受・想・行・識―主観的なものに分類する考え方は、仏教の最初期から一貫する優れた伝統とされる。
[三枝充悳]
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精選版 日本国語大辞典
ご‐うん【五蘊】
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