●交換輸血【こうかんゆけつ】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
交換輸血
こうかんゆけつ
exchange transfusion
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デジタル大辞泉
こうかん‐ゆけつ〔カウクワン‐〕【交換輸血】
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栄養・生化学辞典
交換輸血
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世界大百科事典 第2版
こうかんゆけつ【交換輸血 exchange transfusion】
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日本大百科全書(ニッポニカ)
交換輸血
こうかんゆけつ
新生児の血液を瀉血(しゃけつ)しながら輸血して全血液を置換することで、母子の血液型不適合による新生児溶血性疾患の治療法として開発されたものである。核黄疸(おうだん)の発症と血清ビリルビン濃度との関係が明らかにされてからは、血液型不適合にかかわりなく血清総ビリルビン量が一定レベル(1デシリットルにつき20ミリグラム)以上の新生児に対して行われるようになった。最近は重症黄疸以外の疾患、感染症、薬物中毒などにも行われている。
新生児の全血液量の約2倍の新鮮ヘパリン血(ヘパリンで凝固を防いだ血液)またはクエン酸ナトリウムで凝固を防いだACD血を用いて血液を交換し、血中のビリルビンとともに抗体も除去する。2時間くらいかけて行ったほうが効果的である。1本の静脈を使って交互に瀉血と輸血を繰り返す方法と、動脈からの瀉血と静脈からの輸血を同時に持続的に行う方法があるが、一般には前者の場合が多い。理想的には2本の臍(さい)動脈からそれぞれ除去と注入を行って循環血液量が一定に保たれるようにしたほうがよい。重症の例では単に1回にとどまらず2、3回、ときには数回にわたって行われることがある。
[坂上正道]
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精選版 日本国語大辞典
こうかん‐ゆけつ カウクヮン‥【交換輸血】
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