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交流【こうりゅう】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

交流
こうりゅう
alternating current
時間とともに大きさおよび向きが一定の周期ごとに変る電流電圧AC略記する。最も代表的なものは正弦波交流で, の形で表わされる ( I0振幅,ω は角振動数位相 ) 。普通は交流の大きさを表わすのに振幅 (最大値) を 1/√2 倍した実効値 Ie を用いる。 100Vの交流といえば実効値が 100Vのことで振幅は約 141Vである。正弦波交流における電気回路の定常応答計算では振幅と位相を含めたフェザー表示による解析が有効である。このとき回路の電圧,電流の複素数表示はインピーダンスアドミタンスによって関係づけられる。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉

こう‐りゅう〔カウリウ〕【交流】
[名](スル)
互いに行き来すること。特に、異なる地域・組織・系統の人々が行き来すること。また、その間でさまざまな物事のやりとりが行われること。「東西の文化が交流する」「経済交流
交流電流」の。⇔直流

出典:小学館
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世界大百科事典 第2版

こうりゅう【交流 alternating current】
ACと略記。短い時間間隔で方向が変化する電流,または電圧。ふつうは周期的な波形をもち,平均値が0のものをいう。
[交流の種類]
 波形が正弦波のものを正弦波交流,そうでないものを非正弦波交流という。後者は波形により,方形波三角波台形波,階段波,パルス波などと呼ばれるほか,正弦波に近い非正弦波をひずみ波という(図1)。周期の逆数を周波数といい,単位はヘルツ(記号Hz)である。一般の電力は50Hz(東日本,世界の大部分),または60Hz(西日本,アメリカなど)の周波数をもち,これを商用周波数industrial frequencyという。

出典:株式会社平凡社
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大辞林 第三版

こうりゅう【交流】
スル
異なる地域・組織・系統に属する人や文物が互いに行き来すること。 東西文化が-する 人事-
alternating current 時間とともにその大きさと方向が周期的に変化する電流。日本で家庭に供給されているのは100あるいは200ボルト、50あるいは60ヘルツ の交流。交流電流。交番電流。 AC 。 ⇔ 直流

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日本大百科全書(ニッポニカ)

交流
こうりゅう
alternate current
時間の経過とともに大きさと向きが周期的に変わる電流をいう。交番電流の略。ACと略される場合が多い。電圧の場合は交流電圧ac voltageという。電圧、電流の区別なく、交流ということもある。典型的な交流は図Aのような正弦波形をしており、これを正弦波交流という。正弦波以外の交流、たとえば図Bに示すような波形のものをひずみ波交流という。図BにおいてImを最大値とよぶ。ひずみ波交流の場合は、一般に正の最大値と負の最大値は等しくない。波形の異なる交流は最大値が等しくとも作用は等しくないため、交流の量は電圧、電流とも実効値で表す。同じ抵抗に実効値1アンペアの交流を流した場合と、1アンペアの直流を流した場合とは、抵抗から発生する熱量は等しい。
 電力、エレクトロニクス、通信のような電気の応用分野では正弦波交流が多く使われている。これは、電気の発生、変換に正弦波交流が適しているためである。電力用の交流の周波数は50ヘルツまたは60ヘルツ(これらを商用周波数ともよぶことがある)が多い。エレクトロニクス、通信分野で使われる周波数は超低周波から超高周波にわたっている。電力用の交流の発生には主として発電機が用いられている。エレクトロニクス、通信分野では主としてトランジスタ、真空管などが用いられており、この場合は発電機ではなく発振器とよんでいる。コンピュータやデータ通信には、一定の幅をもった矩形波(くけいは)(方形波、パルス)とよばれるひずみ波交流が用いられる。これは、情報を誤り少なく処理するのに適しているためである。交流の波形はオシロスコープを用いて観察することができる。
 電気回路に交流が流れている現象は微分方程式で表され、その計算は複雑であった。そこで、スタインメッツは代数方程式で交流の計算をする方法を考案した。この計算法は交流理論とよばれており、これによって交流回路の計算が著しく簡便になって電気技術の発展に寄与した。この手法は交流回路の計算に限らず、現在では他の分野でも広く活用されている。[布施 正・吉澤昌純]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典

こう‐りゅう カウリウ【交流】
〘名〙
① (━する) 異なる地域、組織の間で人や物事が互いに行き来すること。行き来して付き合うこと。また、その行き来。特に、人と人、人と自然などの間に交わされる心的感応、気持のやりとりをいうこともある。
※帰れる父(1919)〈水守亀之助〉「どこにゐるのか知れない父と自分との間にある心の交流があるやうに感じられるのだった」
② 電流の強さと流れる向きが周期的に変化する電流。記号 AC 波形により、正弦波交流と非正弦波交流があるが一般には前者をさす。家庭に供給されているものは電圧一〇〇ボルト、周波数五〇または六〇ヘルツの交流である。発電方法により単相交流、三相交流の別がある。交番電流。交流電流。⇔直流。〔現代大辞典(1922)〕

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