●人民【ジンミン】
デジタル大辞泉
じん‐みん【人民】
出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
デジタル大辞泉プラス
人民
出典:小学館
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
世界大百科事典 第2版
じんみん【人民 people】
出典:株式会社平凡社
Copyright (c) Heibonsha Limited, Publishers, Tokyo. All rights reserved.
日本大百科全書(ニッポニカ)
人民
じんみん
people 英語
Volk ドイツ語
peuple フランス語
このことばには、歴史・社会の状況に応じてさまざまな意味が与えられてきたが、今日では一般に、特定の社会ないし国家を構成する人々、とくに、支配者に対する被支配者を、社会的地位・階級・財産にかかわりなく人民と称している。語源的にはラテン語のpopulusに発し、本来は、政治支配を行う貴族に対立する存在を単に人民と称し、社会ないし国家を構成する「内的」な存在としてはかならずしもとらえられていなかった。社会や国家を構成する「内的」な存在として、今日のようにとらえられるようになったのは、フランス革命後のことである。
フランス革命時においては、いわゆる小市民層・労働者・農民などを人民と称していたが、その後徐々に、社会や国家を構成する被支配者を広く人民と称するようになった。さらにそれに伴い、被支配者が支配者に対し究極的には統制を加えることができるという考え、いわゆるリンカーンの「人民の、人民による、人民の政治」という近代デモクラシーの人民主権の考えが確立するのである。一般には、人民が国家との間で法的な関係をもち、国家の支配の対象であるのみならず、国家の積極的な構成員となるとき市民と称している。さらに、人民が一体感に目覚め、共通の運命をもっていることを認識する存在、つまりナショナリズムに目覚めた存在になると、国民と称している。
[谷藤悦史]
出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
精選版 日本国語大辞典
じん‐みん【人民】
出典:精選版 日本国語大辞典
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
にん‐みん【人民】
出典:精選版 日本国語大辞典
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
人民
じんみん
出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
「人民」の用語解説はコトバンクが提供しています。
●人民の関連情報