●仁徳天皇【にんとくてんのう】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
仁徳天皇
にんとくてんのう
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デジタル大辞泉
にんとく‐てんのう〔‐テンワウ〕【仁徳天皇】
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デジタル版 日本人名大辞典+Plus
仁徳天皇 にんとくてんのう
父は応神天皇。母は仲姫命(なかつひめのみこと)。「日本書紀」によれば,応神天皇の死後,皇太子である弟が兄をさしおいて位につくのをよしとせず自殺したため即位。人家から炊煙のあがらないのをみて一時課税をやめ,人民の困窮をすくったという。都は難波の高津宮(大阪市東区)で,難波天皇とも称される。「宋書」倭国伝の倭王讃(さん)を仁徳とする説もある。仁徳天皇87年1月16日死去。(「古事記」では83歳)。墓所は百舌鳥耳原中陵(もずのみみはらのなかのみささぎ)(大阪府堺市。日本最大の前方後円墳)。別名は大鷦鷯天皇(おおさざきのすめらみこと)。
【格言など】天の君を立つるは是百姓の為なり(「日本書紀」仁徳天皇7年)
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世界大百科事典 第2版
にんとくてんのう【仁徳天皇】
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日本大百科全書(ニッポニカ)
仁徳天皇
にんとくてんのう
生没年不詳。記紀では第16代天皇とする。大雀命(大鷦鷯尊)(おおさざきのみこと)といい、応神(おうじん)天皇の皇子。莵道稚郎子(うじのわきいらつこ)は王位継承を辞退し、仁徳天皇が応神の後を継いで王位についたという。宮居は難波(なにわ)の高津宮にあったとし、とくに河内(かわち)平野の開発に努めたとする伝承が目だつ。仁徳天皇という諡(おくりな)は8世紀後半につけられたもので、その治政において、3年の間、税を免除したという事績に基づく。『古事記』『日本書紀』では、この天皇を「聖皇」(『記』)、「聖帝」(『紀』)とみなす意識が強く、儒教的徳治主義の思想で潤色されている箇所が少なくない。『宋書(そうじょ)』夷蛮伝(いばんでん)倭国(わこく)の条にみえる、倭の五王のなかの讃(さん)を仁徳天皇とする説や、珍(ちん)を仁徳天皇とする説などもある。墓は百舌鳥野(もずの)陵と伝える。現在仁徳陵に指定されている古墳(大山(だいせん)古墳)は大阪府堺(さかい)市大仙(だいせん)町にある。
[上田正昭]
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精選版 日本国語大辞典
にんとく‐てんのう ‥テンワウ【仁徳天皇】
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歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典
仁徳天皇
にんとくてんのう
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旺文社日本史事典 三訂版
仁徳天皇
にんとくてんのう
5世紀前半の天皇
名は大鷦鷯尊 (おおささぎのみこと) ,応神天皇の皇子。『宋書』倭国伝の倭の五王の一人讃または珍に比定される。人民の苦しみを見て,租税を免除し民生安定をはかったという話が記紀に伝えられている。大阪府堺市にある世界最大の大山(大仙陵)古墳は,仁徳天皇の陵墓と伝えられる。
出典:旺文社日本史事典 三訂版
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