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他者【たしゃ】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

他者
たしゃ
das Andere
自己同一性を表す同一者や,統一を表す一者に対立する概念であるが,差異や相違が知的な操作の観念を表すのに比べて,他者はいっそう倫理的である。 G.-P.サルトルは人間存在を対他存在としてとらえ,自己と他者の根本的関係を羞恥 (しゅうち) ,愛,サド-マゾヒズム憎悪などの葛藤 (かっとう) あるいは相克と考えたが,E.レヴィナスは,他者との関係における暴力の問題を突き詰め,暴力なき人間関係の可能性の条件を探求している。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉

た‐しゃ【他者】
自分以外のほかのもの。他人。
哲学で、あるものに対する他のもの(他のあるもの)。自己に対してある何かあるもの。⇔自己

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
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世界大百科事典 第2版

たしゃ【他者】
自己でないものが他者である。したがって,他者はつねに自己との関係のもとで理解される。すなわち,自己を自己として認める際に,必ずそこに他者認定が介在しており,また他者を他者と了解する場合にも自己認識が介入していると言える。嬰児が生後8ヵ月ころから自我形成を行う際には,愛すべき他者としての母親の認知が同時に並行して行われるのである。自己とのかかわりで他者を考えると,他者には人格的他者と非人格的他者との二つを区別することができる。

出典:株式会社平凡社
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大辞林 第三版

たしゃ【他者】
自分以外のほかの人。
あるものに対する他のもの。自己に対する何ものか。 ⇔ 自己他我絶対他者

出典:三省堂
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精選版 日本国語大辞典

た‐しゃ【他者】
〘名〙 自分以外の者。また、あるものに対する他のもの。
※小説の方法(1948)〈伊藤整〉日本の方法「主格が根本から分析して論理的に描かれるために、当然それは他者の姿でなければならないのだ」

出典:精選版 日本国語大辞典
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