●仮想敵国【かそうてきこく】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
仮想敵国
かそうてきこく
hypothetical enemy
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デジタル大辞泉
かそう‐てきこく〔カサウ‐〕【仮想敵国】
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世界大百科事典 第2版
かそうてきこく【仮想敵国 potential(hypothetical) enemy】
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日本大百科全書(ニッポニカ)
仮想敵国
かそうてきこく
将来自国と軍事衝突が想定される国。通常、軍事ドクトリンや戦略・戦術、自国軍の編成・装備、教育・訓練のあり方について研究するうえで設定され、参考にされることが多い。仮想敵国は政治・外交上緊張状態にある国をさすこともあるが、両者はかならずしも一致するわけではない。1920年代から1930年代にかけて、アメリカがイギリスを対象にしたレッド計画を策定していたように、友好国も仮想敵国の対象になることもある。政治・外交に多大な影響を及ぼす可能性があることから、実際に仮想敵国が公にされることは稀(まれ)である。日本政府は2004年(平成16)12月に決定された新防衛大綱(16大綱)において初めて中国を「新たな脅威」と位置づけたが、公に中国を仮想敵国に設定しているわけではない。
[村井友秀]
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精選版 日本国語大辞典
かそう‐てきこく カサウ‥【仮想敵国】
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