●体液【たいえき】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
体液
たいえき
body fluid; humor
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デジタル大辞泉
たい‐えき【体液】
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栄養・生化学辞典
体液
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世界大百科事典 第2版
たいえき【体液 body fluids】
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日本大百科全書(ニッポニカ)
体液
たいえき
ヒトおよび動物の体内に含まれる液体成分を総称して体液という。ヒトの場合、体液は男子で体重の約60%、女子で約55%を占める。体液は細胞の内部に含まれる細胞内液と、細胞の外に存在する細胞外液とに分けられる。細胞内液は全体液の約3分の2を占め、細胞外液は約3分の1を占める。細胞外液の代表的なものは血液(血漿(けっしょう))であるが、そのほかに間質液、リンパ液などがある。細胞内液の組成はカリウムイオンが多く、細胞外液にはナトリウムイオンおよび塩素イオンが多い。
身体を構成する細胞の中では、エネルギー産生のほか、さまざまな化学反応が行われているが、これらはすべて水溶液の形をとって行われる。すなわち体液、とくに細胞内液が生体内化学反応の場となるわけである。一方、細胞外液は主として生活現象に必要な物質の輸送を媒介している。たとえば、各種栄養素や各細胞から排泄(はいせつ)された二酸化炭素は水溶液の形で輸送され、酸素は血漿中に浮遊する赤血球に結合して各組織に送られる、などである。細胞内液と間質液とは細胞膜を隔てて相接し、間質液と血液は毛細血管壁を隔てて相接している。また血液は肺においては外気と、腎臓(じんぞう)においては尿と相接し、これらの間で盛んに物質交換を行い、生体機能維持のうえで不可欠の役割を果たしている。なお、水は比熱が大きく、かつ化学的に安定であるため、体温その他生体の内部環境を一定に保つためにも役だっている。
[真島英信]
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精選版 日本国語大辞典
たい‐えき【体液】
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