●係船【けいせん】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
係船
けいせん
laying up
出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
デジタル大辞泉
けい‐せん【係船/×繋船】
出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
世界大百科事典 第2版
けいせん【係船】
出典:株式会社平凡社
Copyright (c) Heibonsha Limited, Publishers, Tokyo. All rights reserved.
日本大百科全書(ニッポニカ)
係船
けいせん
船を一時的に港に係留することをいい、錨泊(びょうはく)、浮標係留、岸壁(桟橋)係留の3種がある。船舶の修理、検査などのために行われるが、そのほか、海運市況が悪化し、船舶の稼動を少なくするため、一時的に船の運航を停止させて港に係留する場合にも係船の語が用いられる。
その場合、年間稼動率からその係船率を運賃に割り当てて定める定期的係船は別として、不況的係船は、経済的不況により船が余って、運賃が下がり、運航費を償うことができなくなって、やむをえずとられる臨時的な措置である。したがって、係船するかどうかは、係船点に左右される。
係船点とは、運賃が下がって、それが総運送費を下回るようになった際、運航を中止することにより生ずる損失と、係船のために要する総費用が等しくなる場合で、その船の運賃収入が係船点を下回る場合は、むしろ係船したほうが有利とされる。
[鳥谷剛三]
出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
「係船」の用語解説はコトバンクが提供しています。
●係船の関連情報